サビキについて考えた!
  
■大物が釣れたサビキ

サビキを作る前に、大物が釣れた時のサビキを振り返ってみた。
以前から自作しているが、どんなサビキが良いのか確信が持てない。
釣れるのは、何時も偶然のような気がする。

◆フッコ(50cm) 2019.7.3

金チヌ2号、6本針
幹糸5号、枝ハリス3号、枝長さ6cm、枝間23cm
ハゲ皮、オーロラ糸入り、ちもと夜光塗り
ルアーロッド11フィート、ジグはショアトリッカー25g

[考察]
ハゲ皮を矢型カットしている。
左から4番目の針は、かぶら針
針を取られた時、かぶら針を入れて対応したことがある。




矢型カット




◆黒鯛(48cm) 2019.7.8

チヌ針2号(金と白)、6本針
幹糸5号、枝ハリス3号、枝長さ5cm、枝間22cm
ハゲ皮オーロラ、ちもと夜光塗り
ジグ、シーファルコン40g

[考察]
ハゲ皮オーロラとなっているが、ハゲ皮とのミックス仕様のようだ。
オーロラ糸を使っていないので、以前に作ったサビキかも知れない。




ヨレヨレのサビキ




◆スズキ(60cm) 2019.8.20

ハリス3号
磯竿4号(3号相当の硬さ)長さ4.5m

[考察]
手元に、当日のサビキと同一品と思われるものがあったので掲載する。
チヌ2号(金針と白針)、オーロラ糸4本入り、ハゲ皮、ちもと夜光塗り
枝長さ5cm、枝間20cm、幹糸5号、全長1.8m

8月に入るとウルメイワシが余り釣れなくなる。
そこで、サビキのハリ数を多くして、数を稼ごうと考えた。
長さ4.5mの竿は、8本針の時に使用していた。




多分これと同じサビキ




◆スズキ(70cm) 2014.5.4

チヌ2号、5本針、白針にヒット 
ハリス3号、各種魚皮
ジグ、ブランカ28g

[考察]
この当時作ったサビキは、5本針が多い。
写真の左から白針、白針、金針、白針、金針となっている。
一番左はハゲ皮オーロラ、中央は不明、残りの3本はハゲ皮のようだ。




シンプル




■2020年度のサビキ

早朝に投げサビキをしていると、大物がヒットすることがある。
ヒットした魚は、できれば釣り上げたい。
自作のサビキは、市販のサビキより、強度がある。
と同時に、確実に良く釣れる。
そう思っているので、これからもサビキは自前になりそうだ。

@大物に対応できること

 今使っているハリスは、シーガーエース3号
 結束強度が若干低いようだが、安価なのでこれをチョイス
 枝ハリスは、八の字結びでなく、強い結び方にしている。
 針のちもとは、糸が解けないように、専用の接着剤を塗布
 一番大事なことは、サビキでなく、リールのドラグ調整と思っている。

A安価であること
 
 今まで使用していたがまかつ針は、16本入りで297円、1本18.6円
 今回使うかわせみ針は、100本入りで403円、1本4円…とても安い。
 従来、金針と白針のミックスが多かったが、今年は白針を主体とする。
 魚皮もオーロラは高いので、ノーマルなハゲ皮を使うことにした。
 省くだけでは釣果が落ちそうなので、オーロラ糸を活用したい。




かわせみ針




B良く釣れること

 一種類のサビキで、全ての状況をカバーするのは難しい。
 やはり何種類かのサビキを作って置き、状況により使い分ける必要がある。
 どういうサビキが釣れるのか?これは、永遠のテーマかも知れない。

 魚は、サビキが良ければ釣れるとは限らない。
 竿の柔らかさや、サビキ方で、釣果は大きく変わる。
 オモリが底着し、竿先が戻るのを待って、リズミカルにさびくと良い。




サビキ作りに使うもの




今回、全部で20組のサビキを作成
小物サビキを2組、残りの18組はノーマルなサビキ
半分くらいは使わずに、来年に持ち越しそうだ。

◆小物サビキ(2組作成)
 丸セイゴ9号(白と金)8本針、ちもと夜光塗り
 ハゲ皮とハゲ皮オーロラ(在庫処分)
 幹糸4号、ハリス2号、枝長さ4cm前後、枝間20cm、全長1.8m




小物サビキ




◆ノーマルサビキ(18組作成)
  チヌ針2号、6本針、ハゲ皮、全長1.55〜1.6m
  幹糸5号、枝ハリス3号、枝間22〜23cm、枝長さ5〜6cm

 *
ちもと塗りなし(5組)
  オーロラ糸付き白針4本とハゲ皮のみ2本→5組




ちもと塗りなし




 *
ちもと夜光塗り(13組)
  オーロラ糸付き白針6本→3組
  オーロラ糸付き白針4本とフラッシャー付き白針2本→3組
  オーロラ糸付き白針4本とオーロラ糸付き金針2本→3組
  オーロラ糸付き白針4本とフラッシャー付き金針2本→3組
  8本余ったので、8本針、全長1.8mのサビキをを製作→1組




ちもと夜光塗り、金針2本




フラッシャー2本入り




作り過ぎたカモ




[考察]

金針やフラッシャー付きは、6本針の中に2本入れた。
ミックスしておくと、どの針に魚がヒットしたのか、楽しみが増える。

ハゲ皮だけで問題なく釣れるが、今年はオーロラ糸付きをメインにした。
光を反射してキラリと光るので、魚が喜ぶかも知れない。

今回、サビキの製作で、掛かりを良くする為、針先が上を向くように配慮した。
今まで、そんなことを気にしたことは無かったけど…

サビキを作ったら、初夏が来るのが待ち遠しくなった。
今年も沢山釣れるといいな…





水中のサビキ