今年もサビキについて考えた! |
■投げサビキ 湘南では、春から夏にかけて、小物釣りが楽しめる。 釣り方は、コマセを使わない投げサビキが一番面白い。 初期に釣れるのは、カタクチイワシやウルメイワシ その後、ワカシ、小鯖、小カマス、小鯵が釣れ出す。 夏を過ぎると、小物は消えて、イナダがターゲットになる。 サビキの出番は少なくなり、ジギングがメインになる。
■必要なサビキは2種類? 今回のテーマは、どんなサビキを作れば楽しめるか?ということ これに関しては、多いに悩むところがある。 今、ターゲットとして、小物をメインに話している。 気になるのは、これらの小物を追いかけるフィッシュイーターの存在である。 大物は、ルアーで釣れば良いと思うかも知れないが、なかなか上手く行かない。 ぎこちない動きのジグより、生き生きとしたベイトがお好みのようだ(^^; そこで、これらの大物も視野に入れて、戦略を立てていきたいと思う。 必要なサビキは2種類のようだ。 [1]イワシ、アジ、サバ、カマス、ワカシ等の小物を狙う「オカズサビキ」 [2]イワシがヒットしたらそのまま泳がせて高級魚を狙う「ゴチサビキ」
■オカズサビキ [1]の、オカズサビキに関しては、既にノウハウがある。 イワシから40cmくらいのサバまで、一種類のサビキで兼用できる。 具体的には、幹糸5号、枝ハリス3号、ハリ・チヌ2号、ハゲ皮サビキだ。 市販品を使うなら、カワセミのママカリサビキ、ハリ10号がお勧めだ。 浜名湖の今切口では、イワシやアジは勿論、ヒラメやフッコも、これで釣っていた。 最先端のサビキに押されて、最近、店頭で見かけることが少なくなり、残念だ!
■ゴチサビキ [2]は、何がヒットしてくるか分からないところが悩ましい。 ターゲットは、ヒラメ、マゴチ、ハタ、フッコ〜スズキ、ショゴ、イナダ〜イナワラ ヒラメ、マゴチ、ハタは、3号ハリスで取れそうだ。 フッコ、ショゴ、イナダも、3号ハリスで取れるかも知れない。 やっかいなのは、スズキとイナワラだ。 スズキを3号ハリスで取ったことがある。 だが、3号ハリスで、足元の根に潜られて泣いたこともある。 4号ハリスなら大丈夫かも知れない(^^? ゴチサビキのハリスの太さは、4号が適切と言えそうだ。 イナワラは、パワーがあるので、もっと太いハリスを使いたい。 イナワラには、ハリス5〜6号のスペシャルゴチサビキが必要なようだ。 太いハリスは食いが落ちるので、通常は、4号ハリスのゴチサビキを使いたい。
■サビキの仕様 今までの内容をまとめると、サビキのスペックは、以下のようになる。 (1)オカズサビキ 幹糸5号、枝ハリス3号、ハリ・チヌ2号、ハゲ皮(一年中使用) (2)ゴチサビキ 幹糸5号、枝ハリス4号、ハリ・チヌ2号、ハゲ皮(4〜6月頃) 幹糸5号、枝ハリス4号、ハリ・チヌ3号、ハゲ皮(7〜9月頃) (3)イナワラ専用 幹糸6号、枝ハリス5号、ハリ・チヌ3号、ハゲ皮(状況に応じて) ゴチサビキのハリが、チヌ2号と3号、2種類になっている。 初期は、ベイトのイワシが小さいので、チヌ2号が適している。 初夏になると、イワシも大きくなっているので、チヌ3号が使える。 ハリは大きい方が掛かりが良いが、チヌ2号も実績がある。
■サビキ作りは夢作り これらのサビキは、ジグの上に付けて、ジギングサビキとして使える。 釣り方は、ソフトなワンピッチジャークが有効である。 投げサビキのシーズンは、4月末頃、開幕する。 昨年は、いきなり越冬したイナダと大サバが釣れて驚いた。 今年は、江の島沖のLTルアー船で、早々と大サバが姿を見せている。 シーズンオフの間に、大物を迎え撃つ準備を済ませておきましょう o(^-^)o
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