カゴ釣りで完敗



釣遊記   No.76
日  時   2022.12.2(金) 4:40〜11:30   
天  候   曇りのち晴れ、波0.4m、周期6秒
■カゴ釣り反省会

今日の釣果はフグ2匹、お土産なし(>_<)
釣り場は混み合っていて、釣り人は16人くらいだった。

その約半数の方が、イナダをゲットした。
残りの方々は、何故釣れないのだろうか?と悩んでいた。

皆さん、ベテランばかりで、初心者はいなかった。
負け組に入った今日は、大いに反省して、次回に備えたい。

■カゴ釣りバイブル

2001年11月18日(日)
HPから既に消去したが、この日の記事を紹介したい。

カゴ釣りは、コマセと付けエサを同調させる事が肝
潮が早い時はハリスの長さ3〜3.5ヒロ
潮が遅い時は2ヒロ
しゃくった時だけオキアミが出る。
しゃくりは誘いにもなっている。
ハリスの太さは3〜4号、鈎はチヌ6号相当

■ハリスの長さについて

20年前に、ハリスの長さについて、既に書き留めている。
昨日は、潮が、程良く流れていた。

バイブルによれば、3ヒロが適切だったかも知れない。
私のハリスの長さは3.5mだった。

ベテランに、3.5mで大丈夫か聞いてみた。
すると、3.5mでも良いが、4mの方が良いことが多いという返事

恐らく、これが真実だろう。
次回は、2.5ヒロを標準とし、2ヒロと3ヒロを準備していきたい。

■タナについて

イナダが釣れなかった原因の一つに、タナが上げられる。
従来の知見では、早朝のタナは浅目で竿1本半くらい

魚の気配が消えたら、竿2本にして底近くを探ってみる。
ヒラソウダの回遊がない時は、タナを深めに設定する。

今回は、タナ4ヒロからスタートし、6ヒロまで探った。
もう少し、深いタナも探ってみれば良かったと反省

良くカゴ釣りをしていた頃は、釣れた方のタナを聞いて合わせていた。
最近は、仕掛けが違うから真似ても仕方ないと思い、無関心になっていた。

これから、水温が低下するので、底付近が狙い目になるかも知れない。
早朝はタナ8m、日中は10.6mでやってみたい。

■コマセカゴについて

バイブルを手本にすべく、コマセが、チョロチョロ出るカゴを自作
チョロカゴで、それなりの釣果を得ていた。

また、一発カゴも自作、それでも釣果を得ていた。
ハリス2ヒロ、一発カゴの組合せで、結構釣れた記憶がある。

一昨年から、市販の遠投カゴ(上下分離式)を使い始めた。
これにより、コマセカゴのコンセプトが不明瞭になってしまった。

チョロチョロ出すわけでもなく、ドバッと出すわけでもない。
市販の遠投カゴは、良く飛び、上手な方が使うと、よく釣れるイメージがある。

昨日は、右から左に潮が流れていた。
イナダのヒットポイントは、潮下の左先端だった。

市販の遠投カゴからコマセが出てしまう時間は、20〜30秒くらい
ポイントに辿り着く頃、付け餌は、コマセの帯から外れているカモ?

こんなケースでは、どんなコマセカゴが良いのだろうと、考え込んでしまう。
ところが周りの状況を見ると、一発カゴでも市販の遠投カゴでも釣れていた。

コマセカゴの選定は、釣れない要因にはならないようだ。
という事なので、次回は、自作の一発カゴ(改)を使ってみたい。

それと同時に、市販の遠投カゴも使ってみる。
水中観察で、これは面白いと思った渚の遠投師カゴを使ってみよう。

■鈎について

バイブルでは、チヌ6号相当となっている。
かつて、色々な方の仕掛けを見せて頂いた。

記憶に残っているのはチヌ鈎5号(銀)、マダイ鈎10号、マダイ鈎9号
ベテランの方は、比較的大きな鈎を使用している。

私が昨日使用した鈎は、太軸のイセアマ8号(銀)
他の方と比べると、小さいかも知れない。

長ハリスの方は、イナダが足元まで上がらないので、ズリ上げていた。
こういう釣り方なら、鈎は大きくて丈夫な方が良さそうだ。

鈎の色は、金やオキアミカラーは目立つので、フグに食べられやすい。
銀が多少マシで、一番食われにくいのは黒だ。

以前、エサ取りに悩んだ末、チヌ鈎の黒を使って、イナダを釣り上げた。
黒鯛釣りでも、エサ取りが多い時は、黒い鈎をチョイスする。

また、エサ取りが多い時、鈎のちもとにウィリーを巻く手がある。
赤に近いピンクか、白っぽいピンクがお勧めのようだ。

但し、潮の流れが速い時は、鈎が浮き上がり、全く釣れないらしい。
鈎を少し大きくして、ウィリーを巻くのも面白そうだ。

手元の鈎を棚卸しして、次回は、以下の鈎を使ってみることにした。
がまかつのチヌ鈎5号(黒)線径0.83mm

もう一つは、オーナーのカットチヌ4号(銀)線径0.81
このオーナーの鈎は、がまかつのチヌ5号(黒)と同サイズだった。

■ラインメンディング

ラインメンディングとは、道糸を管理、修正することである。
糸ふけが出た道糸を、出来るだけ真っ直ぐにすること

ウキを潮に乗せて流すには、糸ふけが必要
ところが、糸ふけを出し過ぎると、隣とオマツリしてしまう。

逆に、ラインを張ってしまうと、付け餌とコマセが同調しなくなる。
釣りをしている間、道糸の管理に一番気を遣う。

糸ふけを取る度に、コマセと付け餌が離れたのでは?と心配になる。
チョロカゴなら、誘いをかけながら、糸ふけが取れるのに…

昨日は、道糸にフロートラインを使った。
次回は、サスペンドラインをメインに使ってみようと思っている。

風やサラシの影響を受けやすいので、フロートラインは難しい。
どちらのラインでも使いこなせるように、今後、腕を磨いていきたい。

■その他色々

遠投できるかどうかは、釣果を大きく左右する。
色々と検討して、現在試行錯誤中

昨日は、イナダのヒットポイントまで仕掛けが届いていた。
ポイントまで届けば、釣れるというものではないことを痛感

この件については、確信が持てるようになったら、また報告したい。
次は、コマセカゴのオキアミの詰め方

コマセが一気に出ないように、ぎゅうぎゅうに詰め込む方法がある。
しかし、ベテランの方々は、押し込まず、軽く入れているようだ。

エサ取りが少なくなると、マダイパワー等の配合エサが有効なこともある。
まだ海水温度が高いので、今は、配合エサを入れない方が良さそうだ。

自作のウキは、持ち運びやすいように、羽根を小さ目に作っている。
遠くまで流すと見にくいが、今年は、これで我慢しよう。

今回、色々な角度から反省したので、次回は、多少良くなるだろうか?
リベンジできるかどうか分からないが、準備を整えて、また挑戦してみたい。





釣り場