メッキ、セイゴ



釣遊記   No.60
日  時   2022.10.16(日) 5:10〜8:00   
天  候   晴れ、波0.4m、周期8秒
■メッキゲームを楽しむ

今日は、日曜日で釣り日和
多くの釣り人で、海は賑わっていた。

私は、久しぶりに、ショートロッドを手にした。
そして、普段着にスニーカーという出で立ちで、ライトゲームを楽しんだ。

夜明け前、外灯で照らされる海面に魚の気配
ベイトがいるのだろうか…

トゥイッチングを続けていたら、何の前触れもなく、突然のヒット!
上がってきたのは、小型のセイゴ

ルアーで釣れれば、どんな魚でも嬉しい。
体形からして、これは、ヒラセイゴかな…




いらっしゃい!




次にヒットしたのは、メッキ!
今日は、コレを釣りに来たのだ(^^)v

それにしても、まだ暗いのに、釣れるとはビックリ
縞模様が無いけど、ギンガメアジのようだ…




本命ゲット〜




続いて、またヒット!
柔らかくて短いロッドは、魚とのやりとりが、とても面白い。

良いヒキを見せて上がってきたのはメッキ…先程とは種類が違う。
体高があり、丸く見えるので、ロウニンアジかな…




また本命ゲット〜




次に釣れたのは、小さいメッキ
これは、優しくリリース

そして次は、強いアタリ!
何が釣れたのかと思ったら、先程より大きいセイゴ

丸セイゴか?と思っていたが違った…背中に黒い小さな斑点
これは、タイリクスズキ(ホシスズキ)だ!




いいねえ




その後、スレ掛かりで小さなメッキが釣れた。
それを最後に、メッキもセイゴも姿を消してしまった。

今日の時合は、1時間くらいだった。
暑くもなく、寒くもなく、快適だったので、しばらく遊んで竿を納めた。




小さい(>_<)




■釣れた魚をチェック

帰宅後、釣れた魚を調べてみた。
最初に釣れたセイゴは、やはりヒラスズキの幼魚

体形からそう思ったが、背ビれ後方の軟条を数えると15本
スズキの見分け方によると、以下のようになっている。

マルスズキ12〜14本
タイリクスズキ12〜15本
ヒラスズキ15〜16本

これにより、タイリクスズキかヒラスズキに絞り込まれた。
もう一つ、エラぶたの形状の違いを確認

マルスズキやタイリクスズキのエラぶたは、三角状に尖っている。
ヒラスズキは丸みを帯びている。

このセイゴのエラぶたも、丸みを帯びていた。
一目見て、ヒラセイゴと思ったが、正解だったようだ。




ヒラスズキの幼魚




最初に釣れたメッキは、ギンガメアジ
縦縞が全くないので、見分けがつかなかった。

決め手となったのは、エラぶたの上の小黒点
後、尾ビレの後端が黒く縁取られているのも、ギンガメアジの特徴




ギンガメアジ




次に釣れたメッキは、ロウニンアジ
大きくなるとGT(ジャイアントトレバリー)と呼ばれる憧れの魚だ。

尾ビレの下側が黄色く、体高がある。
顔の前面が急激に立ち上がり、丸く見えるので、見分けやすい。




ロウニンアジ




最後に釣れたセイゴはタイリクスズキの幼魚
20年くらい前、相模川河口で投げ釣りをすると、セイゴが良く釣れた。

半分以上が、黒い斑点があるタイリクスズキだったのに驚いた。
一応、背ビれ後方の軟条を数えてみると14本だった。

メッキゲーム…まだ海水温が高いので、後1ヶ月以上は楽しめそうだ。
釣れそうな日に、また竿を出してみたい。




タイリクスズキの幼魚