足付きのタコエギを作った!


  
■似て非なるもの

安価な市販のタコエギではない。
高価なアオリ用のエギをカスタマイズした。

何となくデビルエイトに似ているって?
それは、そのハズ!

デビルエイトの足を、パクったのだ(^^;
ダブルリアウエイトシステムと呼ぶらしいが、良いですねえ




足付きタコエギ




■タコエギはフックが重要

何故、既製品のタコエギを使わないのか?
その理由は沢山ある。

一つ目は、わざわざタコエギを買うだけの余裕が無い(^x^)うっ
二つ目は、既製品のタコエギは、フックが小さく、使えないものが多い。
三つ目は、ロストするので沢山必要…安価に自作するしか手が無い。
四つ目は、使わないエギが沢山あるので活用したい。
五つ目は、時間があるので、工夫して、面白いものを作って遊びたい(^^

下の写真の上段は、ステンレス製のタコ専用フック
下段は、カワハギやウマズラハギを掛けて釣るハゲ掛け

ハゲ掛けのフックは、ワイドゲイプで、フックポイントが鋭く最高
もう使う機会が無いので、今回、フックとして活用することにした。

タコエギの良否の一つは、フックにあると思っている。
5フックでも、ナローゲイプのものは、バレやすい気がする。




色々なフック




■四つの試作品

試作品1は、長年愛されるド定番のエギ王!
ヤマシタが、20年くらい前に出した初代のエギ王 3.5号

特徴は、丈夫で錆びないステンレス製のタコ専用フックを使用
更に、ハゲ掛けフックを1本追加した3本鈎、完成重量67.5g




エギ王




試作品2は、20年前に仕入れたヤマシタの夜光エギ 3.5号
このエギは、何度も使ったが、釣れなかった(^^;

ヤマシタの同型のエギで、ボディが赤テープのものは良く釣れた。
特徴は、ワイドゲイプで鈎先の鋭いハゲ掛けフック3本鈎、完成重量68g




夜光エギ




試作品3は、有名なアオリーQ 3.5号
ヨーヅリの15年くらい前のエギだ。

その当時、2〜3本仕入れたので、釣れたら追加しよう。
特徴は、ワイドゲイプで鈎先の鋭いハゲ掛けフック3本鈎、完成重量67g




アオリーQ




試作品4は、見たことがあるエギではないだろうか?
ダイソーのデフレエギ、オレンジ/ ゴールド 3.5号である。

錘の形状が良く、手間を掛けずに足を取り付けることができた。
特徴は、ワイドゲイプで鈎先の鋭いハゲ掛けフック3本鈎、完成重量66.5g




デフレエギ




■足付きエギを眺める

フックを、カモフラージュする為、アクセサリーを付けてみた。
この金色に輝くヒラヒラは、タコ釣りの盛んな兵庫の加古川で仕入れた。




金色のヒラヒラ




足付きエギを、上から見たところ…アメリカザリガニに、似ているかも知れない。
足が、ザリガニの大きなハサミに見える(^^?




ザリガニ?




真横から見ると、エギの錘と、足の錘の3点で支持していることが分る。
フックが高い位置にあるので、根掛かりしにくい。




いいね




■共通仕様について

フックの取り付けは、不要になったPEラインで巻き、瞬間接着剤で固定
更にその上から、二液混合のエポキシで固めた。

足の錘は6号、二つで12号となっている。
完成品の重さは、錘に換算して、18号前後になった。

フックの下側に、パーツを取り付けられるリングを設けた。
デビルエイトは、波動とフラッシング効果を期待して、ここにブレードを付けている。

どんな物を付けたら、タコが興味を示すか、只今、考え中σ(^_^)私
後、足の錘に、夜光塗料を塗ったものもあるようだ。

案は色々とあるが、このまま使用できるので、ここで一旦完成ということにしたい。
試し釣りは、多分、デフレエギからだな(^^ゞ




完成