安価なPEラインについて


  
■バークレイ

20数年前、ルアー釣りを始めた時、バークレイのファイヤーラインを知った。
それ以来、ずっとファイヤーラインを使ってきた。

値段が高いけど、ラインとして、大きな問題はなかった。
しいて上げるなら、使い続けると、ラインが潰れて、ぺったんこになることか(^^




信頼できるライン




■デュエル

2年程前から、安価なラインを使い始めた。
最初に手にしたのは、デュエルのスーパーXワイヤー4本編み

安価で、コシがあり、強いラインということだった。
1.5号を仕入れたが、実際は2号の太さがあった。

表面に特殊な加工を施していて、ラインが潰れないとのこと
このラインの問題点は、FGノットでリーダーを接続すると、抜けてしまうこと

ライン表面の特殊加工が滑りやすいのか、あるいは変形しやすいのだろう。
強く引っ張ると抜けてしまうので、リーダーに結びコブを作って、その場をしのいだ。

投げる度、ガイドに結びこコブが当ると、気分が損なわれる。
結局、このラインは、直ぐに諦めた。




太いライン




■ラパラT

スーパーXワイヤーと、同時期に仕入れたのが、このライン
ラパラのラピノバ、マルチカラー1.5号

マルチカラーに魅せられて購入したが、強度が弱く、プチプチ切れた。
多分、ラインを染色する時に、劣化したのだろう。

以前、ファイヤーラインで10m毎に色分けしたものを使ったことがある。
買う時、高くて、屋根から飛び降りる気分だった(^^;

色分けは、品質確保が難しく、手間がかかるので、高価になるのだろう。
マルチカラーの安いラインは、要注意カモ?




プチプチ




ラパラU

カラータイプがダメなら単色がある。
続いて、ラパラのラピノバ、マルチゲーム1.5号を入手

これは、スーパーXワイヤーと違いFGノットの、スッポ抜けは無かった。
しかし、ノットの結び目で切れた(--;

良く観察すると、何時も切れているのはPEライン
リーダーは、切れていなかった。

フロロカーボンのリーダーは、コシが強く曲がらない
接続部のPEラインが、繰り返し曲がることで、疲労劣化するのだろう。

使っているうちに、接続部以外で、高切れが起きるようになった。
ファイヤーラインと比べると、どうも劣化が早いようだ。




1.5号は弱い




ラパラV

懲りずに、またラパラに手を出してしまう。
次に入手したのは、ラパラのラピノバ、マルチゲーム2号

これならどうだ!という気分で買った。
2号は、まだ高切れが起きていない。

FGノット部は、やはりPE側が、疲労劣化で切れた。
太くなった分、時間は稼げるが、同じ現象が起きた。

今のところ、これ以上ラインを太くする気はない。
2〜3回釣行したら、FGノットを結び直すしか手は無さそうだ。




遂に2号




■バリバス

ファイヤーラインにするか、それとも、8本編みの高いPEにするか?
そう思っていたのに、また店頭で見かけた安価なラインを衝動買いしてしまった。

バリバスのハイグレードPE マーキング タイプU 2号
色分けタイプが、このお値段とは、安いではないか(^x^)ありっ

お店の目立つ場所に、コレを買えとばかりに置かれていたので、信じてみることにした。
売る方は騙そうとし、買う方は騙されないようにしようとする。

今回は、負けてしまったようだ(^^;
今年は、先程紹介したマルチゲーム2号と、このハイグレードPE2号を使うことになる。

「ジギング魂」で紹介されている100%強度が得られる「新FGノット2020」
とても良さそうなので、今年は、これでリーダーを接続してみようと思っている。

4本編みの安価なラインなので、ひと手間かけながら、強度を維持していきたい。
お金がないと、ほんと、苦労するのよねえ(^^;




色分けタイプ(汗)




■殻を破れ!

私は、今のところ2号を上限にしているが、大物狙いなら2.5号や3号が一般的だ。
ワラサを狙う人は、最低PE2.5号を巻いているのではないだろうか…

これを書くことで、自分にもっと太いラインを使うように、言い聞かせている(笑)
ラインを太くすると、風や波の影響を受けやすく釣り味が悪くなる。

しかし、慣れてしまえば、何ともないのでは…
細いPE1.5号を使い、ノット部で切れるとグチっているのは、みっともない(汗)

小物に目をくれず、もっと大物を狙おう!
太いラインで、ガンガン攻めよう!

繊細な仕掛けとは、もうおさらばだ!
大分、盛り上がってきたが、今日は、ここまでとしよう (^O^;ダハハハ




只今シーズンオフ