■レスキューの必要性
昨シーズン、多くの方が、ウキを流失するのを、目の当たりにした。
皆さん、レスキューを持っていないので、直ぐに諦めていた。
私も、高切れで、4本のウキを流した(>_<)
そのうちの1本は、親切な方が、レスキューで回収してくれた。
レスキューがあれば、困った人を助けられる。
シーズンオフになったら、是非、作ろうと思っていた。
色々なHPを参考にして、見よう見まねで、1個完成させた。
そして今日、近くの川で投げてみた。
通常は、ウキのように水面に浮く。
リールを巻くと、傾斜して、漂流しているウキの回収が可能になる。
投げてみて、これなら、どうにか使えそうという感触を得た。
ウキと同じで、これも直ぐ流失しそうだから、もう一個必要かな(^^;
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レスキュー1号 |
■足の大きさ
足を広げた径が、200〜240mmが使い易いそうだ。
均等に8分割されているのが好ましいが、現物合わせなので、なかなか難しい。
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真上から見る |
■主なスペック
主軸、SUS線径1.4mm、長さ250mm
8本足、SUS線径0.8mm、長さ250mm
軟質発泡材、径30mm、長さ90mm
ロケットカゴ小(先の尖った方のみ使用)
完成品の寸法は、全長220mm、最大径50mm
8本足の先端を外側に曲げて、リングで保持できるように配慮
足の先端は鋭利なので、熱収縮チューブを被せて、安全対策
海面から出る部分は、見やすいように朱色で塗装
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足を閉じたところ |
■最適な重量は?
発泡材の下部に、6号と4号、合わせて10号の錘を入れた。
完成品重量は55g、約14.5号に相当
錘以外の部材の重さが、約4.5号になることが分った。
もう少し重たい方が、遠投できて良かったかも知れない。
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14〜15号相当 |
■レスキューの原理
どのようにして、漂流しているウキを、絡めとるのだろう?
羽根のない棒ウキや電気ウキは、キャッチできなかった(>_<)
基本的に、キャッチできるのは、羽根の付いた遠投ウキだけのようだ。
その原理は、以下によるものと思われる。
まず、テーパーのついた8本足の根元にウキを誘い込む。
根元は、隙間が狭くなっているので、ウキの羽根が引っ掛かる。
それと同時に、ウキの本体を、くさび作用で保持する。
誰か知らないが、面白いモノを、考え出したものだ(^^;
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キャッチ |
■収納ケース
ダイソーのキッチンコンテナ(420ml)に、丁度収まった。
高切れした時は、何時でもこの状態で、お貸ししよう。
お礼は、多くはいらない。
イナダかヒラソウダを一匹頂ければ、それで十分だ(^x^)うっ
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ピッタリ |
■近くの川で試運転
赤く塗った箇所の少し上まで沈んだ。
水面より上に、頭が30mmくらい出ていることになる。
残浮力が少ない方が、操作しやすいらしい。
一応、最適化されていると言える。
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静止状態 |
リールを巻くと、斜めになって、レスキュー態勢に入る。
水平にはならないが、これで十分、ウキは回収できそうだ。
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レスキュー時の状態 |
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