■再チャレンジ!
前回、10号と15号のフローティング・トレーラーに挑戦したが失敗(>_<)
耳を大きくした為、飛距離が得られなかった。
そこで今回は、飛距離優先で構造を考えた。
出てきた案は二つ
一つは、スキップバニーでなく、耳が小さい遠投マウスに似た形状にすること
もう一つは、ポッパーに似た形状にすること
今回は、上記2種類の、フローティング・トレーラーを試作
重さは、10号を狙った。
写真左の二つが、試作品
右は、市販の15号の遠投マウス(シンキングタイプ)
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二つの試作品 |
■試作品1/ホワイトポッパー
試作したポッパーを、名古屋天秤に通した。
名古屋天秤は、写真のように、くの字以上には曲がらない。
フロントに大き目のスナップスイベル、テールに5連サルカンを付けて使用する。
この状態での重量は43g、約11号に相当
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全体の構成 |
バブルチャンバーと呼ばれる穴をあけてみた。
フロントの凹部は、エポキシ樹脂を塗り、変形しにくいように固めている。
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前から見る |
腹側に穴をあけ、2号の丸オモリを4個挿入
エポキシ樹脂を流し込んで固定
その上に、アルミテープを貼り、見栄えを良くしている。
オモリは、飛距離を出す為、センターより後方に埋め込んだ。
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腹側を見る |
水に浮かせると、下の写真のようになる。
頭が水面より出ているが、引くと水平になって泳ぐ
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水中での姿勢 |
比較する為、市販の20号のフローティング・マウスを浮かべてみた。
フロント側の上半分が、水面より出ている。
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市販のマウス |
軽く泳がせてみた。
ポップ音が聞こえて面白い。
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泳ぎ確認 |
■試作品2/ホワイトマウス
試作したマウスを、名古屋天秤に通した。
名古屋天秤は、写真のように、くの字以上には曲がらない。
フロントに大き目のスナップスイベル、テールに5連サルカンを付けて使用する。
この状態での重量は40g、約10号に相当
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全体の構成 |
遠投マウスを真似て、耳を作った。
径30mmの発泡素材から削り出す為、耳の形状は異なるが、波紋は発生する。
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前から見る |
腹側に穴をあけ、2号の丸オモリを4個挿入
エポキシ樹脂を流し込んで固定した後、アルミテープを貼って保護
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腹側を見る |
ポッパーと同じように、頭部が水面より出る。
飛距離を出す為、リアバランスにしたので、これは狙い通り
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水中での姿勢 |
軽く泳がせてみた。
ポッパーとは違う、水切り音が聞こえる。
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泳ぎ確認 |
■考察
このフローティング・トレーラーは、青物用ではない。
弓角、ワーム、小型ミノー等を付けて、ちょい投げで遊ぶ為に作った。
直径30mmの発泡素材では、このあたりがベストな形状ではないだろうか?
今回の試作品は、前回より良く出来たので、それなりに満足している(^ε^)
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オリジナルのトレーラー |
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