黒鯛、メジナ



釣遊記   No.18
日  時   2020.4.9(木) 5:50〜14:50   
天  候   晴れ、波1m、周期5秒
■神秘的な日の出

竿を出す準備をしていたら、陽が昇り始めた。
輝かない真っ赤な太陽(◎_◎)

これは珍しい。
太陽は、雲の層を抜けると、今度は、眩しい輝きを放った。




日の出




■偶然メジナがヒット

5時50分に竿を出す。
あまり濁りがなく凪だったので、竿3本先を攻める。

釣れるのは、フグと木端メジナ(>_<)
2時間くらい攻めて、諦めた。

次は竿2本先を攻める。
8時40分頃、偶然メジナが釣れた。

いよいよ時合か?
期待したが、一匹で終った。




塩焼きサイズ




■偶然黒鯛がヒット

9時50分頃、ウキが消し込んだ。
軽く合わせると、フグとは違う心地良いヒキ!

寄せてくる途中、海中でキラリと魚体が光った。
なんとっ、黒鯛ではありませんか♪

小さいが、貴重な一匹目なので、慎重にタモ網で掬った。
フグが沢山いたのに、良く黒鯛の口までエサが届いたものだと感心する。

アタリがあればフグ
30秒流せば、付け餌が無くなる状況だった。

記念撮影していたら、近くで竿を出していた顔見知りが見に来た。
「小さいです」と言ったら、「それだけあれば十分だよ」と言っていた。




銀ピカの魚体




■餌取りをかわして黒鯛!

やがて、ワカメ刈りの方がやってきて、釣りにならなくなった。
30分程釣りを中断し、常連さんや東側の釣り人と雑談して時間を潰した。

11時30分が干潮、いよいよ上げ潮になった。
風波が立ち、濁りも入り、釣れそうな雰囲気が漂う。

期待を込めて竿を振るが、釣れるのはフグばかり(T_T)
どうしようもない状況が続いた。

やがて、東側の釣り人方が、竿を納めた後、「どうですか?」と様子を見に来た。
「海の中はフグだらけで、コマセを打てません」と返事を返す。

その時、ふと昔の記憶が蘇った。
上げ潮、強風、荒れ、潮濁り…こんな状況の時、足元で釣れたことがある!

仕掛けを足元に落とし、コマセを二杯、ウキに被せた。
やがてウキが消し込んだ

竿を立てると、根掛かりか…
ラインと竿を一直線にして引っ張る。

その時、根が動き出した(?_?)
急いで沖へ出ようとする黒鯛を引き戻す。

後ろで見学していた、東側の釣り人は、それを見てビックリしていた。
その方に、メジャーを支えて頂き、釣りたての黒鯛の写真を撮った。

黒鯛は、フグに先にエサを取られてしまうので、釣れなかったのだろう。
初めて足元にコマセを入れた時、いち早く黒鯛が寄ってきて釣れたようだ。




綺麗な黒鯛




■荒れた海からメジナ!

その後は、足元もフグが釣れるようになった。
これで、完全にお手上げだ。

コマセも残り少なくなったところで、偶然メジナがヒット
サイズは午前中に釣れたメジナと、ほぼ同サイズだった。

黒鯛2匹とメジナ2匹
良いお土産ができて、今日はとてもラッキーだった。

フグは多分20匹以上釣っている。
30匹以上かも知れない。

こんな厳しい状況で、本命が釣れたのが不思議に思える。
今日のフグの猛攻を思い出すと、また竿を出そうという気力が萎えてしまう。





今日の釣果