■土佐カブラの寿命
使い古しの土佐カブラが溜まっている。
これを再生できないだろうか…
WEB検索したが情報なし
そもそも、土佐カブラに寿命があるのか(?_?)
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新品の土佐カブラ |
上の写真は、未使用の土佐カブラ(ハゲ皮)
左側より、金針5号(オーロラ)、白針6号、金針7号(オーロラ)
未使用の土佐カブラは、ヘッドが、ピカピカ光っている。
1〜2度使うと、その光沢は失われていく。
光沢が無くなると、釣果が落ちそうな気がする。
勝手にそう思い込み、この土佐カブラは、もう寿命と決め付けている。
■土佐カブラの再生
土佐カブラは高価なので、今回、再生を試みた。
まずフックをチェック
針先が甘いものは、1200番の紙ヤスリで研ぎ油を塗った。
少し研げば、新品より刺さりが良くなる(汗)
光沢を失ったヘッドは、2000番の紙ヤスリで研いだ。
新品のような光沢は得られないが、白くなる。
磨いたヘッドは、酸化して黒くならないようにしておきたい。
今回は、マニキュア用の速乾性トップコートを塗ってみた。
穴が塞がらないように、6号のラインを通して塗布した。
再生したものが下の写真になる。
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再生済み |
■水中で使うものは水中で評価
これで、再生完了だが、一つ気になることがあった。
水の中で、丸まってしまうハゲ皮があること
そういうハゲ皮を持つ土佐カブラは、多分、不具合品であろう。
今回、それを取り除こうと思い水に浸してみた。
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水に浸漬中 |
■不具合品を外せ
10分経過した頃から、不具合なハゲ皮は、丸くなり始めた。
土佐カブラは、シラスのイミテーションと思っている。
丸まってしまうと、当然食いが悪くなるハズだ。
今回は、粗悪品が、全体の約2割混ざっていた。
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不具合品 |
■良いモノは寿命なし
昔、見かけた記事が、頭の片隅に残っている。
魚皮であるが、やはり良く釣れるものと、そうでないものがあるらしい。
漁師は、良く釣れる魚皮を大事に使うそうだ。
そういう魚皮は、飴色になってもまだ釣れると書いていた。
もし本当なら、今ある土佐カブラを、何度も再生して使いたい。
良い土佐カブラは、ハゲ皮の形が良く、青白く光り、シラスに見えることだろう。
ヘッドの輝きは、あればそれに越したことは無いので、磨いて使いたい。
今回は、貧乏人に都合の良い、こういう結論で締めくくる(^^;
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正常品 |
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