アシストフックの作り方を学ぶ! |
■材料や道具を揃える アシストフックを自作してみよう。 急にそう思い立った。 必要な材料や道具を調べてみた。 フックを保持するのに、フライタイイング(ピンバイス)が必要だ。 私は代用品として、卓上バイスを使うことにした。 ミニバイス、バイスプライヤー、デザインナイフ等も、代用品として使えそうだ。
セキ糸を巻く時、ボビンホルダーがあると作業がし易いらしい。 簡単な構造なので、これは自作することにした。
1.2mmの硬質SUS材を、ボビンの穴に合わせて曲げ、保持できるようにした。 セキ糸通す樹脂パイプは、発泡ウキに付属していたものを使用 曲げ加工したSUS材と樹脂パイプを、セロテープで固定 使ってみて、ボビンホルダーは、とても便利なものであることが分かった。
アシストフックは、色々な作り方があるようだ。 今回は、特殊な道具を使わない作り方を学ぶことにした。 アシストラインとして選んだのが、シーハンター15号(80LB) 長さ5mで税込み495円(安い店は税込み440円) 珍しいフックがあったので一袋購入 マルフジの極太W胴打、14本入りで税込み264円 セキ糸(2号)は、今回購入したものではない。 価格は、200円くらいだったと思う。
■作り方その(1) こちらのHPを参考にした。 アシストフックの自作 特徴は、アシストラインの真ん中にフックを通すことで、抜けを防止する。 真似してみたが、アシストラインが固く、簡単には通らなかった。
アシストラインを、フックのちもとに寄せて、セキ糸で固く巻き上げる。 固結びを2回程して、最後に瞬間接着剤を、ハケ塗りする。
下の写真は、完成したアシストフック これに熱収縮チューブを被せて、フックのちもとを更に補強する。 熱収縮チューブのサイズ(内径)は、2.4mm、3.2mm、4.8mmがある。 アシストラインは、熱に弱いので、収縮する時注意が必要だ。
今回、手元に2mmの熱収縮チューブしかなく、無理矢理かぶせようとした。 そしたら、フックとアシストラインが滑ってしまった。 一般的には、フックにセキ糸を下巻きしてから、アシストラインを固定する。 下巻きがないと、スリップすると言われているが、その現象が起きたようだ。 全てがスリップする訳ではないので、コツがあるのかも知れない。 そこで、もう一つの作り方を学ぶことにした。
■作り方その(2) こちらのHPを参考にした。 ライトショアジギング用アシストフックを自作しよう 特徴1は、下巻きを終えたら、速乾性トップコートを塗り、固定すること 他のHPでは、そこまでせず、そのままアシストラインの巻きに入っている。 特徴2は、一般的には、アシストラインを折り曲げて、2本同時にセキ糸で巻く このHPでは、アシストラインを1本ずつ巻いた方が抜けにくいと書いていた。 言っている内容が正しく思えたので、この方法で作ってみることにした。 最初の画像は、下巻きを終わり、瞬間接着剤を塗ったところ
次に、二つ折にしたアシストラインの片側を、下巻きにしたところに押し付ける。 接着剤が付いているので、アシストラインは、下巻きにくっつく。 くっつけていないと、アシストラインが動くので、最初の一巻きするまでが難しい。 その後、右端まで、固く巻き込んでいく。
右端まで巻き終えたら、二つ折りにしたアシストラインの反対側を添える。 そして、左端まで巻き込んでいく。
ここで、固結びをしてから、瞬間接着剤で固定するか 先に瞬間接着剤で固定してから、片結びをするかが悩ましいところ 先に固結びすると、セキ糸のテンションが無くなるので、巻いた個所が緩む。 今のところ、瞬間接着剤で固定してから固結びをし、更に瞬間接着剤を塗布している。 仕上げは、熱収縮チューブでなく、速乾性トップコートを二度塗りする。 熱収縮チューブを使わない方が、キレイで安上がりだ。
■私が作りたかったモノ! 今回、12個のアシストフックを作った。 上段の6個は、アシストラインを5.5〜6cmでカットした。 下段の6個は、アシストラインを4.8cmでカットした。 上段は40gのジグ用、下段は28gのジグ用である。
ここから更に、ひと手間加えた。 理想とするアシストフックは、シャウト!のジャコフック オーロラ糸とハゲ皮を付けて見た。 上から見ると、頭が丸いので、小魚に見える。 ジグのアクションが下手でも、アシストフックが良ければ魚は釣れる? このコンセプトを実現してくれそうなアシストフックが出来た気がする。
|