■欲しいけど買えない!
写真左が、ヤマワ(YAMAWA)のゴム張ガン玉
便利なモノだが、高くて手が出ない。
写真右は、袋だけになってしまったが(汗)、安価な一般的なガン玉
どのくらい値段が違うか比較してみた。
|
ゴム張ガン玉とガン玉 |
ナチュラムの、YAMAWAゴム張ガン玉の価格は、以下のようになっている。
3B 8個入りで440円→55円/個
2B 8個入りで440円→55円/個
B 12個入りで440円→37円/個
4号 12個入りで351円→29円/個
ヨーヅリの一般的なガン玉の価格(税込み)は、以下のようになっている。
3B 20個入りで143円→7円/個
2B 24個入りで143円→7円/個
B 32個入りで143円→4円/個
4号 約60個入りで143円→約2円/個
メーカーにより多少値段が異なる。
3Bを例にとると、以下のようになっていた。
ナチュラム 440円
アマゾン 470円
楽天 409円
ゴムを張ることで、米粒程の錘が、なんと1個55円
こうなると、自作するしか手はないですよねえ
■面白いモノを見つけた!
WEB検索したら、ゴム張ガン玉を自作している人がいた。
以下の二つの方法が、良さそうに思えた。
・液体ゴム(1500円)を購入し、塗布する。
・ロックタイトの黒ゴム接着剤を、溶剤で薄めて塗布する。
私も自作しようと思い、文房具店を覗いたら、使えそうなモノを見つけた♪
それが下の写真の、シューズドクターN
価格は412円、税込み453円で、それ程高くはない。
WEB検索したら、市場価格は、以下のようになっていた。
ヨドバシ 416円(送料無料)
ビッグカメラ 416円(送料無料)
楽天市場 410円
ヤフーショッピング 366円
|
シューズドクターN |
■ゴム張ガン玉を自作!
今回、3B、2B、Bのガン玉を購入
それと、手持ちの4号のガン玉に、シューズドクターNを塗布してみた。
最初の工程は、ガン玉の口を開くところ
工具の中から、圧着スリーブをかしめる圧着ペンチをチョイス
|
圧着スリーブ用圧着ペンチ |
先端のワイヤーをカットする刃先が、60度くらいだったので使ってみた。
そしたら、容易に鉛の口を開くことができた。
今まで、そんな用途に使ったことが無かったので、これにはビックリ
小粒の4号のガン玉も、潰すことなく、口を開くことが出来た。
|
ガン玉を開く |
口を開いたガン玉は、両面テープで、ベースに固定
後から分かったことだが、シューズドクターNは、粘度が高い。
筆につけて、ガン玉に塗ると言うより、こすりつける。
力をかけると、ガン玉がズレるので、できるだけ強力な粘着テープを使いたい。
|
左から3B、2B、B、4号 |
塗布には、小さい絵筆と、下の写真のような化粧用の筆を用意した。
化粧用の筆は、100円ショップで仕入れたが、小さくて使い易かった。
シューズドクターNは、鉛に容易にくっつく。
付き過ぎるので、適切な塗布量になるように、落として仕上げた。
|
毛の径1mm長さ11mm |
塗布前と、シューズドクターNを塗布後の写真を掲載する。
薄塗りなので、2時間後には、手に付かない状態になっていた。
最後に、拡大鏡で覗いて検査した。
塗りムラがあると、ハリス切れの心配があるので、重ね塗りをした。
|
塗布前 |
|
塗布後 |
乾燥後の手触りは、YAMAWAの高級なゴム張ガン玉と同じになった。
これで、ハリスに直接ガン玉を打っても、ハリスを傷つける心配がなくなった。
出来が良かったので、使用中のガン玉にも、シューズドクターNを塗布
更に、3B、2B、Bを区別する為、裏側にマニキュアで色を付けてみた。
|
増産中 |
一日経ち、ゴムが完全に固まってからテスト
ハリスに取り付け、傷が入らないことや、ズレにくいことを確認
ゴムが、靴底のように固くなっていないか心配したが、それは杞憂に終わった。
ガン玉を開き、ゴムを爪で剥がしてみた。
結構しっかり接着していて、爪で力を加えた箇所だけが剥がれた。
固まると、比較的柔らかいゴムになるようだ。
一寸残念だったのは、ヨーズリのガン玉が固かったこと
YAMAWAのゴム張ガン玉は、指でハリスに取り付けることができた。
今回のガン玉は固いので、取り付けにプライヤーが必要となる。
次回は、安くて柔らかいガン玉で作ってみたい。
|
完成品 |
|