年無し



釣遊記   No.10
日  時   2020.3.1(日) 6:50〜13:40   
天  候   晴れ、波1m、波周期4〜8秒
■釣り日和

今日は、日曜日で晴天、微風で海は凪
竿を出す場所を確保する為に、早目に家を出た。

釣り場に向かう途中、富士山が紅く染まっていたので記念撮影
ここから見る富士山は、結構癒される。

釣り場の真ん中から右側は混雑していた。
今日は、ウキ釣りの他に、投げ釣りの方もいた。

中央よりやや左側に釣り座を構えることにした。
海を覗き込むと、潮は澄み切って底が見えた(>_<)




富士山




■本命はメジナ?

今日は、濁りが無いので、メジナ狙いだな…
そう思っていたら、数投目で22cmくらいの
メジナがヒット!

保険として、取り敢えずキープ(汗)
10時30分頃から、少しうねりが出てきた。

ウキが上下に動いたら、メジナが飛びついてきた。
サイズは、またも22cmくらい。

後1〜2匹メジナを釣れば、ボウズ逃れになりそうだ。
そう思って、竿3本先の、沈み根を攻め続ける。




足元のワカメ




■感激の年無し

11時頃、ウキが消し込んだ!
アワセを入れると同時に、リールから道糸が引き出された(◎_◎)

リールのドラグが、ジージーと悲鳴を上げる。
そろそろ走りが止まっても良い頃なのに…

辺り一面に沈みテトラがあるので、心中穏やかでいられない。
1分くらい走っただろうか…遂に止まった。

黒鯛の顔をこちらに向けて、リールを巻き続ける。
沈みテトラをかわして足元まで寄せた所で、黒鯛の反撃が始まった。

左に走り、テトラの隙間に入った。
道糸がテトラに掛かったので、移動する。

その時、左手で竿を出していた常連さんが、手助けに駆けつけてくれた。
タモ入れをお願いし、テトラと反対方向に黒鯛を引き出す。

黒鯛を浮かせたところを、常連さんが、一発でタモ入れ!
久し振りに見るデカイ黒鯛が、タモに収まっていた。

黒鯛の姿を一目見ようと、後ろで見守っていた方々が集まってきた。
「これは、50cmあるぞ

「こんな大きい黒鯛を見るのは久し振りだ
中には、「タモ網が小さすぎるぞ」と言う声も…

タモ網の径は45cm、釣れた黒鯛は51cm
たしかに、ご指摘の通りだった(^^;




年無し黒鯛




年無しの顔




年無しの尾




■南風が魚を呼ぶ

昼頃になると、南風が吹き出した。
濁りが入ったので、足元狙いに切り替えた。

やがて、オキアミが、頭だけスパッと噛み切られるようになった。
黒鯛が寄ってきたと思っていたら、数投目でウキが消し込んだ。

釣れたのは、カイズ級の黒鯛だった。
その後も、頭だけ噛み切られていたので、他にも黒鯛がいたようだ。




カイズ級




次にウキが消し込み、上がってきたのは、珍しいフラットなお魚さん!
カレイか…それともヒラメ(?_?)

オキアミに、何故ソゲが、飛びついてきたのだろう。
3月になったので、ソゲやヒラメが押し寄せてきているのかも知れない(^^?




ソゲ




■アフターフィッシング

13時40分、コマセ切れで納竿
釣り場で、釣った魚の鱗を落とし、腸を出す。

メジナは、2匹共生きていたので、逃がすことにした。
1匹逃がしたところで、「どうして逃がすんですか?」と、近くにいた親子連れが言う。

「いりますか?」と聞いたら「下さい」というので、子供が持っていたタモ網に入れてあげた。
今日は4人で釣りに来て、二人がまだ竿を出しているとのこと

リリースせず、2匹共差し上げたかったと、一寸悔やんだ。
帰宅したら、隣の家の子が年無しを見に来たので、カイズ級の黒鯛をプレゼント

年無しは、身が固くて不味いだろうと心配していたが、大丈夫だった。
脂が乗っていて、カマの塩焼きも刺身も旨かった。

ダシを取った後の頭を、ポン酢で食べたら、これが旨かった(^^;
年無しは二度と釣れそうにないので、3月1日は、思い出の日になりそうだ。





今日の釣果