一発カゴを作ってみた!(後編)



  
■一発カゴの利点

前回、一発カゴの課題について触れた。
高価であることと、壊れやすいことが課題と書いた。

今回は、一発カゴの良い点について書いておきたい。
1本針の方は、上下分離式のカゴで、問題ないと思う。

私は、ハリスの中央辺りに、枝針を出している。
先針と枝針、両方をカゴに収めたい。

上下分離式は、中央にシャフトが通るので、針を収めにくい。
2本の針をカゴに収めるとなると、断然、一発カゴが有利になる。

■今回の狙い

今回の試作の狙いは、一発カゴを完成させること
前回、No.1で、鳥籠が上手にできなかった。

No.2以降は、市販のステンカゴやロケットカゴを付けて完成させた。
高いという課題を、十分に解決したとは言い難い状況に終わった。

そこで今回は、鳥籠を自作してみようと考えた。
鳥籠の作り方が分からず悩んだ末、ある方法を思いつき、試作してみた。

試作の中で、どのような治具が必要なのかを考えた。
治具と言っても、2〜3回でダメになるお粗末なものだが、鳥籠は完成した。




鳥籠




■遠投カゴを作成

前回からの通し番号で呼ぶと、No.6〜No.9の4個は同じものを作成
意図的に、パイプを長くし、難しい鳥籠を小さくした。

小さい鳥籠なら、強度が保てるという狙いがあった。
4個のカゴは、重さ49.5g〜52.5g(13〜14号)となった。




No.6〜No.9




底蓋を開いたところ




■軽量カゴにトライ

4個作成したことで、自信を深めた。
そこで次は、軽いカゴにトライしてみた。

狙いは10号…パイプの長さを短くすることで、軽量化を図った。
完成したカゴの重さは34g(9号)となった。




No.10




バネピン取付けに一工夫




■カゴと天秤はセット

夫々のカゴに、オリジナル天秤を付けた。
カゴを紛失する時は、天秤も一緒なので、これは理に適っていると思う。

天秤の重さは、約3グラム
天秤のアームは、常時、底蓋の支点の反対側にくる構造になっている。




天秤を付けて完成




■No.1をリメイク

鳥籠が作れるようになったので、失敗作のNo.1を作り直した。
胴体部分は流用し、鳥籠だけを新規に作成

No.10のように、サポートリングを入れて容積と強度を確保
生まれ変わったカゴは、重さ47.5g(13号)になった。




リメイク品




■アイデア勝負

今、全部で10個の一発カゴが、手元にある。
苦労して作ったので、どれも愛着がある。

昨年末に一発カゴを作ってみようと思い立ってから、比較的短期間で作れた。
ものづくりは、やはりアイデア勝負だ。

振り返ると、一発カゴは私にとって、かなり手強いテーマだった。





自作の一発カゴ