モクズガニ



釣遊記   No.67
日  時   2019.11.3(日) 6:00〜9:30   
天  候   曇り、波1m、波周期5〜7秒
■ひっこくり

「ひっこくり」とは、伊豆に伝わる伝統漁法である。
その技をマスターする為、今回は
モクズガニを狙った(^^?

竹竿の先に、テグスで輪っかを作り、竹竿には、魚の切り身等を縛りつける。
カニの潜んでいそうな場所に竹竿を入れて、カニをおびき寄せる。

カニが、エサを取ろうと爪を伸ばして来たら、紐を引っ張り、輪っかを閉める。
するとカニは、小さくなった輪っかに縛られ、逃げられなくなる。




ひっこくり仕掛け




伝統の仕掛けは、輪っかに、太いナイロンテグス等が用いられる。
輪っかは、二つから四つくらい付けるようだ。

上の写真は、今回、私が作った仕掛け
竹竿が無かったので、丈夫な竿で代用した。

輪っかは、ワイヤーで一つだけ
竿の先端には、イカの切り身を縛りつけた。




モクズガニ




■オリジナル仕掛けの弱点

このオリジナルのひっこくり仕掛けの弱点
なかなかカニの爪に、輪っかが掛からない。

カニは、エサを取る時、輪っかに爪を入れない(^^;
だから、輪っかを四つも作るのか!

それと、もう一つ弱点があった。
ワイヤーは腰があり、輪っかが丸くなるので使いやすい。

しかし、一度変形すると、元に戻らなくなる。
最後は、上の写真のようにパーマネントして、使い物にならなくなる(>_<)




両爪を上げて威嚇




■食味に期待!

今回のモクズガニの釣果は14匹
初めてにしては、上出来だった。

4〜5日活かしておいて、泥を吐かせないと食べられない。
ワタリガニは、釣ったその日に食べられるのに…全く手間暇かかるカニだ(--;

上海ガニの仲間らしいので、味には期待が持てる。
旨かったら、もう一度、竿を出したい(^^





今日の釣果