ショゴ、イナダ



釣遊記   No.65
日  時   2019.10.28(月) 5:20〜8:30   
天  候   晴れ、波1m、波周期4〜5秒、日の出6:00
■弓角でイナダ

5時20分、釣り開始
真っ暗な海に向かって弓角を投げた。

5時50分、
イナダがヒット!
その後、もう一度バイトがあったが乗らなかった。

弓角は、バイトがあっても、なかなかヒットに持ち込めない。
シングルフック1本という構造なので、針掛かりしにくいようだ。




イナダ




■ジギングでショゴ

6時40分、ジギング開始
魚の気配がなかったのに、ジグに代えたら数投目でヒット!

これは、イナダではない!
もっと大きな魚だo(^-^)o

サワラ、それともスズキだろうか…
時々、リールのドラグが鳴り、ラインが引き出される。

足下まで寄せても、まだ姿を見せない。
目を凝らし、海中にサワラの姿を探す。

やっと海面に姿を現したのは、良型のショゴ
これは、どうしても取りたい!

気合を入れて、一発でタモに収めた。
ショゴはアシストフックにヒットしていた。




ショゴ




■ジギングでイナダ

その後、イナダがヒット!
弱々しいヒキだったので、ソウダガツオと思った。

寄せてみると、イナダではありませんか(◎_◎)
ショゴのヒキが強かったので、感覚が狂ってしまったようだ(汗)。

イナダの頭だけを水面に出し、空気を吸わせる。
何故か暴れず、じっとしていたので、容易にタモ入れできた。




イナダ




■バラシの原因に迫る

先日は、タモ入れに苦しみ、バラシが多発
ところが、今日は、そんなことはなかった。

どうも、弓角にヒットした魚は、タモ入れが難しいようだ。
リーダーが1.5ヒロあり、かつ天秤等が付いているからだろう。

竿先から魚まで、3m近く離れているので、魚をコントロールできない。
ジグの場合は、竿先から魚までの距離を、1m以下に寄せられる。

だから弓角で、タモ入れに苦しんだのか…
解決策はないが、原因が分かり、大発見した気分だ(^^;




今日の釣果




■綺麗な海

今日は、真冬の海のように、潮が澄み切っていた。
しかし、海水は、まだお湯のように暖かい。

黒鯛狙いの方が、これではどうしようもないと泣いていた。
海を覗き込むと、魚が泳いでいる姿が見える。

魚はいるが、釣れるかどうかは不明(^^
何故、こんなに澄み切ったのか、不思議だった。




澄み切った海




■釣りに良い季節

凪で晴天だったので、キス狙いの方が多く出ていた。
何を狙うにしても、今が一番良い季節

今週末は、いよいよ11月だ。
これから、早朝は冷え込むという予報が出ている。

しっかり防寒対策をして、釣りに出かけましょう。





秋晴れ











そいうことか…


少しずつ、老後の生活というものが、分かってきた気がする。
働いている時、平日は何も考えず、会社に出勤していた。

自由にできる時間は、休日の2日間だけ
ところが退職後は、丸々自由になり、途方に暮れるようになる。

生活には、リズムが必要である。
サラリーマン時代のように、ルーティン化した生活が好ましいと思う。


天気が良ければ、何時も投げ釣りをしている人がいる。
この方、定年後に安物のリールと竿を購入し、釣りを始めたそうだ。

まだ、釣り歴2年と言っていた。
半日のキスの釣果は、大体2〜3匹、たまに7匹くらい釣れるらしい。

釣れたキスは、冷凍しておき、まとめて天ぷらにすると言っていた。
この方は、釣りを、日常生活に組み込んでいた。


もう一人、ベテランの方と知り合った。
現役時代、小田原から江の島辺りまで、良く釣り歩いたらしい。

そして、老後の遊び場として、江の島周辺を選んだそうだ。
近くに移り住み、天気が良ければ、毎日2時間程竿を出している。

混み合う所を避けて、離れた所で竿を出し、本を読んだりしている。
しかし、話をするのも好きなようで、私にも声をかけてきた。

年齢は70歳になったと言っていた。
この方も、釣りを、日常生活に組み込んでいた。


平日に図書館を訪れると、高齢者が、ソファーでまったりしている。
彼らは、図書館通いを、日常生活に組み込んだのだろう。

私も、日々の生活を、ルーティン化したいと思っている。
諸先輩の生活ぶりを観察していて、生きる知恵を、垣間見た気がする。