ワタリガニ



釣遊記   No.61
日  時   2019.10.20(日) 6:30〜11:40   
天  候   曇りのち晴れ、波1m、波周期6〜8秒
■久し振りのカニ遊び

今日は日曜日、雨は降らないという天気予報
早朝の港は、釣り人でごった返していた。

6時半、釣り船が出港してからカニ
釣りを始める。
私以外にも、カニ釣りの方は数人いた。

地元の常連さんは、カニかごを沈めて、サビキ釣りに専念していた。
3〜4匹、サビキに魚が掛かったので覗きに行く。

15cmくらいの見たことのない魚が釣れていた。
イワシやサッパに似ているが、背中に棘の形をしたヒレがあった。

図鑑で調べても乗っていない、誰に聞いても分からない。
最近、こんな魚が釣れるようになったと言っていた。




タイワンガザミ(雄)




カニ釣りにきたファミリーが、良型のタイワンガザミをゲットしていた。
私は小形しか取れていなかったので、羨ましく覗き込んだ。

家族4人で来ており、ご主人はキス釣りを楽しんでいた。
帰る時に釣果を伺ったら、小型のキスが9匹釣れたそうだ。





タイワンガザミ(雌)




対岸に良いポイントがあるらしく、釣り人が集まっていた。
9時頃、対岸まで見学に行った。

釣り場の様子を見ていたら、うらしまさん!と声をかけられた。
振り返ると、裏磯の常連さんだった。

先程までカニ釣りをしていて15匹くらいゲットしたという。
あまり釣れなくなったので、止めたそうだ。

この時点で、私の釣果は5〜6匹
どうも、ワタリガニが集まりやすい場所があるようだ。





今日の釣果




■サメが現れる!

後片付けをしていたら、騒がしくなったので覗きに行く。
どうも大きなサメが現れたらしい。

背びれを海面に出して泳ぎ回っていたが、やがて陸地に向かった。
サーファーがサメと格闘を始めた(◎_◎)




サメ?




目を凝らして見ていたら、サメを抱いて海の方へ押し戻していた。
しばらくして、足下に泳いできたのでシャッターを切った。

サメの正体はイルカだった(^^;
昔から、この沖合にはイルカがいたが、そいつだろうか…

大きさは2mくらいあり、デカかった。
方向感覚が無くなったのか、何度も砂浜に乗り上げようとしていた。




イルカ




■アフターフィッシング

カニは、釣り場で活き締めにして、保冷して持ち帰った。
締め方は、千枚通しで、ふんどし先端から目の間にむけて刺す。

カニの表面の汚れを、タワシで擦って落とす。
その時、ふんどしをめくり、溜まっている砂を洗い流す。

甲羅を下にして蒸し器に並べる。
酒を少々、腹に振りかける。

加熱して、沸騰してから15分ほど蒸す。
今回は蒸したが、茹でる場合は10分で良いらしい。




蒸しガニ




食べ方は、甲羅を開けて、口と口に繋がっている胃袋を取る。
胴体を覆っているエラを手でむしり取る。

後は、お好みの食べ方でどうぞ
食後の感想であるが、スカスカで身が詰まっていなかった(汗)

まともだったのは2〜3匹
手で持って軽いと感じるものは、本当に食べるところがないですね。

蒸して食べるより、味噌汁に入れた方がいいのかな…
11月頃まで取れると思うので、またチャレンジしたい。





雄(上)と雌(下)