メジナ



釣遊記   No.9
日  時   2019.5.17(金) 5:30〜12:30   
天  候   晴れ、波1.5m、波周期7〜8秒
■荒れた海へ出撃

海の荒れが収まらない。
波1.5m、うねりは3〜4日前から続いている。

不安を抱えながら出撃
茅ケ崎サーフには5時過ぎに到着

東側の空は赤く染まり、江の島はもやに包まれていた。




江ノ島




Tバーの全景を写真に収める。
そして、平日に釣りができる喜びをかみしめながら釣り場に向かった。

テトラの上に立ち海を眺める。
うねりがきついが、場所を選べば竿を振れそうだ。




茅ケ崎Tバー




■パン粉釣法

最初のポイントは、以前、常連さんが竿を出していたところ
うねりで、底の砂が巻き上げられ、潮は黒く濁っていた。

30分粘ったが釣れたのはフグだけ
そこで、前回竿を出したポイントへ移動

第一投目でヒット!
慎重にタモで掬ったのは、26.5cmくらいの良型の
メジナ




良型のメジナ




これはいけると思ったが、その後はフグばかり
コマセを撒くと、四方八方からフグが寄ってくる。

なんという恐ろしい光景だ。
もう一つ恐ろしいのは小サバ

海面にピチピチと波紋を起こしながらコマセに集まってくる。
コマセには、オキアミもアミも入っていないのに…

しかたなく、場所を移動することにした。
3番目のポイントは、メジナの気配が全くなくハズレだった。




釣り人




■予想以上の大物!

続いて4番目のポイント
第一投目でキープサイズの
メジナ、ゲット〜

早朝、一匹釣れた後、ずっとアタリがなく4時間振りだったので感激
ここで、フグの猛攻をかわしながら、更に2匹追釣

横に3mくらい移動して、メジナを追釣
直ぐにフグが集まってきて釣りにならなくなるので、また3m程移動

第一投目、激流の中でヒット!
今までにない重々しいヒキ

タモ網は近くにない。
足下に置くと、うねりで持って行かれそうだったので、避難させてしまった。

慎重に寄せて、いてまえ〜で抜き上げた。
でかいっ、今日一番の大物だ♪




今日の一品




その後、もう大物がいないことを確認して納竿
コマセが結構余ったので、ポリ袋に入れて持ち帰り冷凍した。

コマセを持ち帰るのは初めて
年金生活になったのだから、これからは節約しないとね
(^^

■年金スペシャル

さて、今日の仕掛けを紹介
竿は磯竿1.5号、リールは3000番で道糸は3号

荒れていたので、ウキは3B、オモリはハリスに2段打ち
ハリスは1.5号で1ヒロ、ハリはイセアマ3号と4号を使用

コマセと付け餌は、安く上がるように工夫
名付けて、年金スペシャルと呼びたい(^^ゞ

付け餌はオキアミ、380円のブロックを上〇屋で購入
二分割して半分使用 380/2=190円 

コマセはパン粉2キロ432円をポイ〇トで購入
グレパワーV9を半袋使用 580/2=290円

コマセ合計722円…高すぎるう
付け餌と合わせて、今回は912円の出費

パン粉釣法を検索した時、グレパワーV9は一握りで良いという説と
半袋入れるという説があり、今回は後者を選択した。

釣りにならないくらいフグが集まってきたので
次回は一握りにして、合計700円くらいで済ませよう(^ε^)





今日の釣果











定年後の生活費は、いくら必要か?
それが知りたかったので、ハウツー本を何冊か読んだ。
その中で、付箋を多く貼りつけていた本を3冊紹介したい。

@「定年前」 大江英樹 朝日新書
A「年金だけでも暮らせます」 荻原博子 PHP新書
B「定年バカ」 勢古浩璽 SB新書




@「定年前」について
2017年の総務省の家計調査報告を引用
高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上)無職世帯の月平均値

収入209,000円(ほとんどが年金)
支出264,000円
赤字55,000円也

国からの年金収入では足りない。
足りない分は、夫婦で月55,000円程稼げば良い。
少し余裕を持って、月28万円あると充実した生活ができる。

寝たきりになった場合の介護費用は、約550万円
病気になった場合に必要な医療費、約250万円
老後の医療と介護にかかるお金、約800万円の貯蓄が必要

結論としては、貯蓄800万円、月々の生活費28万円
それを確保できるように、50歳から「定活」をしなさい。
定年後、もしお金が足らなかったら、働けば良い。


A「年金だけでも暮らせます」について

2016年のデータを引用
40年間働いた夫の厚生年金145,600円
サラリーマンの妻の年金55,400円
月々の年金額合計201,000円

と同時に「定年前」と同じ2017年の家計調査も引用
そして、月に55,000円不足すると指摘
それを補う為に生活を見直し出費を抑えなさい。

貯蓄額について、下記のように書いている。
総務省統計局発表によると
60歳以上の高齢者世帯の平均貯蓄額は2384万円
6%の金持ちが平均額を上げているので、それを除いた中央値では
一世帯当たりの平均貯蓄額は1639万円

介護費は一人当り550万円、夫婦で1100万円
医療費は二人で200〜300万円
老後に備えて、合計1300万円の貯蓄が必要

この1300万円は40年間働いた退職金でまかない
老後の生活は年金と、それまでの蓄えでやりくりしなさい。


B「定年バカ」について

厚労省が2017年に発表した厚生年金の平均月額
男性166,000円
女性102,000円

厚労省のモデルケースは、夫婦の合計の年金月額が23万円
多くの人はここまで貰えないので、年金だけで老後生活していくのは無理
年金で足りなければ働くか、なけなしの貯蓄を崩して補うしかない。

現役時代は夫婦で月34万円かかっていたのが、定年後22万円に減った。
結局、自分の生活の仕方次第である。

持ち家があり、住宅ローンの返済が終わっている会社員の家計は
そう簡単に破綻することなどない。
贅沢はできないけど、食べていくくらいならなんとかなる。


[所感]

読み物として面白いのは、「定年バカ」である。
今までの常識を否定しながら、自分の意見を述べている。

これらの本を読んで、私がショックを受けたのは、高齢者の貯蓄の多さ
我家には、そんな大金はない…介護費用ありません(汗)

定年になった今からでは、どうしようもない。
退職金を全て年金につぎ込んだので(これが失敗)
年金から少しずつ貯蓄する手もあるが、多分ムリ(笑)

健康に留意し、できるだけ健康寿命を延ばすしかない。
そして、もし病気になったら、コロリといかせてくれ〜(^^;