(ヤリイカ)



場所  江ノ島裏磯と湘南港
日時  2001.2.17(土)  18:00〜22:00
天候  晴天、風がやや強く波も少々高かった
 江ノ島でヤリイカが釣れるという噂を小耳に挟んだ事はないだろうか?
釣り雑誌で紹介された事があるし、実際にヤリイカ狙いの釣り人の姿を見かけた事もある。
古い話になるが釣り友A氏が江ノ島でヤリを釣ったという人に出会い情報を入手してきた。
後日、そのポイントで竿を出してみたがその時は釣れなかった。

そのA氏であるが今日から明日にかけて初島にヤリ狙いで釣行している。
ワタシも行きたかったのだが家事都合で断念したのだ。
さて何杯釣れるか釣果を聞くのを楽しみにしているのである。

江ノ島で本当にヤリイカが釣れるのかっ!
黒いベールに包まれたこの謎を解き明かすべく、自らの疑惑に終止符を打つべく
ワタシは寒風吹きすさぶ夜の海に向かったのである。ヨ〜ッ!
そして結果はボウズに終ったのだ〜(T_T)

実は…悪いネット友がいましてね(^^; 
遠くまで行かなくても江ノ島で釣れるはずだとメールよこすんですよっ。
ワタシもそうだそうだと思って実行に移したという訳なんですよっ。

17時に家を出る。表磯のヤリポイントに着いてみると海が荒れているではないか。
多少うねりが残っているようで時々波しぶきを被ってしまう。
今日はこのまま帰ろうと思ったがエギングしている人を見かけたので様子を見に行く。
近寄ったら振り返ったので挨拶をして、色々教えて貰う事ができた(^^;

「ヤリイカを釣りにきたのですが釣れているかどうか分りませんか?」と聞いてみた
 「出ているという噂は聞いてないけど…」との事
「春になったらエギングしてみたいと思っているのですが何時頃から釣れますか?」
 「3月末ですね!」と今度はビシッと言い切った(^^;

「釣れるポイントはココ以外に何処が良いですか?」と聞いたら
 「堤防と、あちらも釣れるらしいけど根掛かりが多いからね」と言って岩屋方面を仰いだ。
「ヨットハーバーでも釣れると聞いたんですが?」と訊ねたら
 「たまに上がるみたいですね。堤防は正月にも上がっていましたよ」との事

「ラインの太さはどの位ですか?」と聞いたら
 「これは4号、あまり太くすると飛ばなくなるでしょう」と言っていた。更に
 「エギで釣れる時は6〜7杯位上がる事がありますよ」
 「エギで釣れない時や普通は活きエサの方が良いでしょうけど…」

「江ノ島でヤリイカが釣れる場所をご存知ないですか?」と聞いたら
 「裏磯のあそこが良いらしいですよ」…メモメモ(^^;
 「釣れる時間は真夜中と言っていたな」
 「足下から竿2本あるからアカイカ等も釣れますよ」
 「狭いところに竿が沢山並ぶ事もありますね」
 「今日行ってもこの波だからちょっと無理だろうね」

「また後日、日を改めて行ってみます」
「どうぞ竿を出して下さい。ありがとうございました」m(_ _)m
ワタシより年輩のとても穏やかな顔をされた親切な人だった。
タックルは10か11フィートのルアー竿で4号のオレンジ系のエギを使っていた。
波しぶきを浴びながらも一人で平然とエギを投げる後ろ姿…
春になったらまた会いたいなっ(^^)

帰るつもりだったが急遽予定を変更して裏磯へ確認に行く(^^;
波はあるが潮は被りそうにないと判断して竿を出してみる事にした。
クロダイ狙いであろうが釣り人の姿も3人程見かけた。
ウキ下、竿1本半2本の間で20時過ぎまで粘ったがアタリはない。
もう諦めてもよいのだが…そこは、うらしま!湘南港へ移動(^^)

低い堤防から外海へ投げる。軽く投げた辺りで竿1本半、沖で2本の水深だ。
時々シャクって誘いをかけるがアタリは無い。次に高い堤防に移動。
ここは海底にコンブのような海藻が生い茂っていて3ヒロでも根掛かりする所がある。
メバルと同じように2.5ヒロが無難だろう。
22時まで粘ったがアタリがなく納竿する事にした。

今回の感想であるが江ノ島のヤリは未知のまま終ってしまったという気がしている。
稀に釣れる事があるかもしれないが可能性は低いと思う。
本格的に狙うならやはり三崎や真鶴まで足を伸ばすべきであろう。
ヤリのシーズンもあと1ケ月、未だ釣られてない方は早めの釣行を!
ワタシも一度入れ食いを味わってみたいんですけどネ…(^^)
アオリイカでがまんするかっ(^^;

(追伸) 最近愛用している仕掛けを「磯から釣る時の仕掛け」としてUPしました。



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