2024/3/10  小魚の酢〆と酢漬け  
   
  小魚の酢〆や酢漬けのレシピについて調査
生で食べるより、酢で〆た方が旨くなるハズ

釣った魚を美味しく頂くために、一手間かけてみたい。
WEB検索結果を、表にまとめてみた。


   魚 下拵え ふり塩 漬け込み 食べ方 酢/合わせ酢
@ 小鯖
15cm
3枚下ろし
腹骨をすく
2H
流水で洗う
3〜24H 薄皮を剥ぐ 酢:味醂:砂糖(比率)
3:2:0.25
A ワカシ
30〜40cm
3枚下ろし
腹骨をすく
1H
流水で洗う 
1〜2H 皮を剥ぐ
スライス
米酢:味醂:砂糖(ml)塩
60:15:7.5
B サッパ
沢山
頭と内臓取る 2H
酢で洗う
1回目1日
2回目1日
そのまま 1回目 酢
2回目 合わせ酢
C コハダ 
8〜10匹
3枚下ろし
腹骨をすく
30分
酢水で洗う
30分 皮目に縦の
飾り包丁
米酢150ml
D 真鰯 
4匹
3枚下ろし
腹骨をすく
10分
流水で洗う
5分 皮を剥ぎ
そぎ造り
酢30ml
E ウルメ鰯
大3匹
3枚下ろし
腹骨をすく
20分
流水で洗う
15〜60分 皮を剥ぎ
削ぎ切り
酢(適量)
おろし生姜、ネギ
F 小鯵 
10匹 
3枚下ろし
ぜいご取る 
3〜4H
拭き取り 
1〜7日  そのまま  酢:味醂:砂糖(ml)
280:15:10  
G ウルメ鰯
10匹
頭、内臓、背びれを取る 30分
拭き取り
1日 そのまま 甘酢、生姜千切り
H ウルメ鰯 頭と内臓取る 10〜15分流水で洗う 1H そのまま  酢:砂糖:塩(ml)昆布
100:45:5


@小鯖(酢〆)

15cmくらいの小鯖を3枚に下し、腹骨を切り落とす。
アニサキスがいないことを目視で確認する。
ふり塩をして冷蔵庫で2時間寝かせたら、流水で洗い流し、水気を拭き取る。
酢、味醂、砂糖を混ぜた合わせ酢に、3〜24時間、お好みで漬け込む。
薄皮を剥いで、絶品〆小サバを頂く。


Aワカシ(酢〆)

3枚に下し、腹骨を切り落とし、骨抜きで小骨を抜く。
ふり塩をして冷蔵庫で1時間寝かせたら、流水で洗い流し、水気を拭き取る。
米酢、味醂、砂糖、塩を混ぜた合わせ酢に、1〜2時間漬け込む。
身を崩さないように、手で引っ張って皮を剥がす。
適度な厚さにスライスし、浅く〆た旨味のある〆ワカシを頂く。


Bサッパ(酢漬け)

頭と内臓を取り、良く洗って水気を切る。
ふり塩をして冷蔵庫で2時間寝かせる。
サッパから出た水分をキッチンペーパーで拭き取り、残った塩は酢で洗い流す。
1回目の漬け込み、酢に一日漬ける。臭みや汚れが出るので酢を捨てる。
2回目の漬け込み、砂糖、唐辛子、昆布等を加えた合わせ酢に一日漬ける。
骨が柔らかくなっているので丸ごと頂ける。


Cコハダ(酢〆)

頭と内臓を取り、良く洗って水分を拭き取る。
ふり塩をして冷蔵庫で30分寝かせる。
薄い酢水を作り、塩を洗い流し、水分を拭き取る。
冷蔵庫で30分酢に漬けこむ。
酢漬けが終わったら、酢から上げて余分な酢を拭き取る。
食べる時に、皮目に縦の飾り包丁を入れて皿に盛りつける。


D真鰯(酢〆)

3枚に下して腹骨をすく。
ふり塩をして10分置く。
塩を洗い流して水気を拭き取る。
酢に5分漬ける。
皮を引き、そぎ造りにして盛り付ける。
(兵庫地魚推進プロジェクトで紹介しているレシピ)


Eウルメ鰯(酢〆)

刺身用のウルメ鰯を3枚に下し、腹骨や小骨を骨抜きで丁寧に取る。
キッチンペーパーで水気を取り、ふり塩をして、冷蔵庫で20分置く。
塩を洗い流して水気を拭き取り、酢に漬けて15分〜1時間冷蔵庫で置く
水で酢を洗い流し、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
皮を引き、削ぎ切りにして、小葱と一緒に生姜醤油で頂く。


F小鯵(酢漬け)

ぜいご、頭、内臓を取り、3枚おろしにする。
ふり塩をして、冷蔵庫で3〜4時間寝かせる。
小鯵から出た水分を拭き取る。
酢、味醂、砂糖を混ぜた合わせ酢に漬け、冷蔵庫で1日置く。
この時、千切りにした生姜や昆布を一緒に漬け込むと良い。
1週間漬けたものが味が染みて一番美味しい。


Gウルメ鰯(酢漬け)

二つのボウルに氷水を用意し、調理前の鰯と調理後の鰯を入れるようにする。
鰯を一匹取り出したら、頭と内臓と背びれを取り、調理後のボウルに移す。
水気を切り、ふり塩をしたら30分冷蔵庫に置いておく。
出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る。
生姜入りの甘酢に漬けて、冷蔵庫で一日置いて完成


Hウルメ鰯(酢漬け)

鍋に合わせ酢の材料を入れ、ひと煮立ちさせて冷ましておく。
(酢100ml、砂糖45ml、塩5ml、だし昆布3cm1枚)
ウルメは、頭と内臓を取る。
ふり塩をし、10〜15分、冷蔵庫に入れておく。
水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
合わせ酢に漬けて、冷蔵庫で1時間置く。
できた酢漬けは3〜4日日持ちする。


☆レシピの総括

まず魚の下拵えを丁寧にやること
ふり塩をして30分〜1時間置き、酢水で塩を洗い流す。
合わせ酢に1〜2時間漬けて、その夜、浅漬けの酢〆を味わう。
残りは、翌日の夜、しっかり漬け込んだ酢〆を味わってみる。
沢山作れば、色々な味を楽しむことができそうだ。


☆あとがき

以前、しめ鯖を良く作った。
我が家は、塩でしっかりしめて、酢に漬ける時間は短かった。
塩を洗い流すのは水でなく、酢水を使っていた。

作った当日は、血がしたたるような、しめ鯖を食べた。
酢から上げていても、翌日になると、かなりしまってしまう。
良くしまったしめ鯖もまた旨かった。

より美味しいしめ鯖作りにも挑戦した。
砂糖で〆て、次に塩で〆て、その後酢〆にした。
一寸甘口のしめ鯖ができたのを覚えている。

関西の鯖は、アニサキスがいなかった。
関東の大鯖は、最近見かけないが、高い確率でアニサキスがいる。
15cmくらいの小鯖は、今でも良く釣れる。
絶品〆小サバに挑戦してみたいが、アニサキスは大丈夫だろうか(^^?




 




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