2024/3/7  みりん干しの作り方を学ぶ  
   
  今年は、釣った魚で、みりん干しを作ってみたい。
今までは、小さい魚は丸干し、少し大きい魚は開いて干物にした。

干物用の魚は、ウルメ鰯、小鯵、ムツっ子、小カマス、小鯖等
小鯖は、ヌメリが多いので、ほとんどリリースしてきた。

今年は、みりん干しにして、小鯖も食べてみよう。
WEB検索して得られたみりん干し情報を、表にまとめてみた。

上3段は鯖、中3段は鰯、下3段は鯵のレシピ
ふり塩は、塩を振ってからの放置時間

味醂、酒、醤油、砂糖は、漬け汁の割合
漬け込みは、漬け汁につけておく時間
干し時間は、乾燥時間の目安


  ふり塩  味醂  酒  醤油  砂糖  漬け込み 干し時間
 デリッシュ  大鯖1匹  10分  50ml  15ml  50ml  ―  3H  3〜5H
 楽天レシピ  小鯖15匹  短時間  80ml ―  80ml  15ml  30分  3H
 クックパッド  鯖3匹   ―  15ml  15ml 15ml   ― 1〜2H   半日
 楽天レシピ  真鰯3匹  半日  90ml  30ml  90ml  ― 半日   一日
 クックパッド  片口30匹  30分 100ml ―  50ml 15ml 1H  半日
 今日の料理  鰯    ―  50ml   50ml 100ml  ― 2H  3H
  デリッシュ  小鯵8匹  10分  30ml ―   30ml  ― 3H   2H
 クックパッド  小鯵  1H 100ml   50ml  125ml  5ml 半日  一日
 白ごはん  小鯵6匹  10分  50ml ―   50ml   ― 2H   2〜3H


☆魚の下拵え

小鯖とウルメ鰯は、手開きできる。
中骨を、尾の付け根で切り落とせば完成だ。
鯵とムツっ子は、包丁でおろす。
腹開きより松葉おろしが簡単

☆漬け汁

上の表より、味醂と醤油を1;1の割合にし、酒を少々加えると良さそうだ。
漬け汁は、火にかけてアルコールを飛ばし、冷蔵庫で冷やしておく。
作り置きの漬け汁がない時は、混ぜ合わせただけでOKだ(^x^)

☆ふり塩

開いた魚を塩で〆る時間は、小魚だと10分が適切
目的は、魚の臭みを抜くことらしい。
この工程は省いてしまいたいが、取り敢えず入れておく(汗)
軽く水洗いして塩を流し、水気を拭き取る。

☆漬け込み時間

魚が小さいので、1時間弱で良いと思う。
干物を作る時は30分なので、30〜40分くらいで始めてみたい。
キッチンタオルで汁を拭き取り、お決まりの白ごまを振る。

☆干し時間

5〜8月、日中は気温が高くなりすぎて魚が傷むので、一夜干しにする。
天気が悪い時は、扇風機で4〜5時間かけて乾かす。
以上は、従来の干物の乾かし方
みりん干しは、しっかり天日干しするのがお勧めのようだ。

☆保存方法

一匹ずつラップでぴったり包んで冷凍保存
魚同士がくっつかないようにしておく。

☆あとがき

干物は、水分を飛ばすことで、魚の旨味を凝縮させている。
だが小魚は、脂が乗っておらず、旨味が少ない。

みりん干しは、そんな小魚を、多少でも旨くできるのではないだろうか?
自分が釣った魚を、美味しく頂くために、全力を尽くそう(^^





 




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