カワハギ仕掛け


 年に2〜3度カワハギを狙う事がある。釣りものが無くなった時や食べたくなった時(^^;である。しかし沢山釣った記憶はない。逆にエサばかり取られてなかなか釣れないという印象を持っている。たまに竿を出す程度だから当然の結果なのだが…仕掛けやエサを工夫する事でもう少しは釣れるはずだ!というのが今回のコンセプトである(^-^)


 これでいいハズ…胴突き仕掛け

カワハギ(1)
カワハギ(2)
カワハギ(3)
カワハギ(4)
 竿は磯竿2号5.3m
 リールは小型の両軸受け(サビキ用) 
 道糸は3〜4号
 エサはイワイソメ、アサリ
 @サルカン 
 A問題の仕掛け
  幹糸3号、枝ハリス2号、間30cm
 Bスナップサルカン
 Cナス型オモリ5〜7号
      
 ハウツー
 ハリは小さい程良く釣れるはずである!
 市販仕掛けはハゲバリか丸セイゴの4号位が主流
 D釣具店のご主人のお薦めはチヌカワハギの小
 私のお薦めはイセアマ2〜3号(小さくて丈夫だから) 
 枝ハリスはピンと張っているのが良いはずである
 その為には枝ハリスを短くする必要がある
 手作りでよく使用されている長さは5〜6cm位かな
 私のお薦めは2〜3cmである
 心配無用入れた途端にエサだけ取られます(^^;
 
 ツケエサで一般的なのはアサリの剥き身であるが
 エサだけ取られてなかなか釣れないでしょう
 D釣具店のご主人に釣り方を教わったのだが
 小さく切ったイワイソメをハリ先だけに付けるそうである
  
 枝ハリスは2本位でどうでしょう
 エサ付けが面倒なので(^^;
 ハリ数を多くするとコマセ効果は期待できるのだが
 手返しが悪くなるしエサ代もかさむ(^^;
 時々6本バリのサビキ仕掛けを代用している人もいるが
 フグ、ベラ、ネンブツダイ等が先に釣れてくるようだ(^^;
 



 工夫の跡が伺える投げ仕掛け

  ハウツー  
 エサにアサリを使う投げ仕掛けであるが面白い
 枝ハリスが2本ヨリでピンと立っているのだ   
 ハリも2本付いていたが大きさは全く同じサイズであった
 少し大きさの違うダブルフックは見た事があるが…
 私は枝ハリス2本の長さを揃え作ったものに見えた
 フックが2本であれば遠投してもアサリが外れないはず
 ムシエサよりアサリの方が外道の寄りが少ない
 本格的にカワハギを狙いたい人にはお薦めできるカモ
   
   



 須磨の標準仕掛け

 竿は短竿2m前後
 リールは2000〜3000番クラス 
 道糸は2〜3号、あるいはPE
 エサは、アオイソメ、ジャリメ
 @丸オモリ10号前後 
 Aヨリモドシ
 Bハリス(0.8〜1.5号、20cm前後)
 C袖鈎(3〜4号
 
       
 シンプルな仕掛け
 長竿によるズボ釣りと、短竿での探り釣りが主流
 ズボ釣りの場合は、アクセサリーを付ける事もある
 短竿では、図のようなシンプルなものでOK
 カワハギのいる所を探して、釣り歩く

 オモリは、水深や潮の流れの速さで選ぶ
 須磨の海釣り公園等は、潮が早いので10号以上必要
 一方、須磨海水浴場等では、6号程度で十分である

 ハリスは、初期小型が多い頃は0.8号を用いるようだ
 ワタシは、フロロカーボンの1〜1.2号を愛用している
 ハリが小さいので、あまり太いハリスを使っても
 ハリが先に伸びてしまい、効果なし

 釣り方は、オモリを底につけてしまう
 アタリがあったら、一呼吸おいて、あわせればよい
 そういう意味で、胴突き仕掛けより、易しい
 しかし、少しでも油断すると、エサだけ取られるのは
 言うまでもない(^^;

 図は1本バリであるが、2本バリにしても良い
 その場合は、ハリスが絡むので、三ッ又を用いる
 ハリ数を増やすと、エサの消費量も増えるので
 それも、お忘れなく(^^ゞ

 この仕掛けでは、エサはムシエサが良い
 アオイソメかジャリメが経済的
 垂らしは3〜5cm
 短いより長くした方が、食いが良いようだ
 


 オリジナル・五目仕掛け

 竿は磯竿2〜3号、5m、あるいは短竿
 リールは中型3000番クラス 
 道糸は3号
 エサは、アオイソメ、ジャリメ、シラサエビ
 @ヨリモドシ 
 Aパイプ天秤(小型)
 Bコマセカゴ(6〜10号)
 Cヨリモドシ
 Dハリス1号、25cm
 E鈎3.5

  ハウツー  
 歩き回らずに、腰を据えて狙う時の仕掛け
 コマセカゴにアミを入れて、お魚さんを寄せて釣る   
 一応、カワハギ仕掛けであるが、何でも釣れる…
 確実に釣れるのはクサフグ(^^;
 その他、ハオコゼ、ミニカサゴ、キュウセン
 チャリコ、そしてカワハギと言うカンジ
 釣れれば、何でもOKという方に、お勧めの仕掛け(笑)

 ポイントはパイプ天秤
 お魚さんのアタリが、ダイレクトに手元に伝わってくる
 コマセカゴを付けられるし、コマセが無くなったら
 ナス型オモリに替えて、快適な釣りが楽しめマス(汗)

 釣り方は、やはり、カゴを底に着けてアタリを待つ
 アタリがあったら、一呼吸おいて、あわせる
 外道が良く釣れるので、結構、楽しめマス
 



 カワハギ釣りについて

カワハギ釣りのシーズンは寒くなってからだよと教わった。
一年中釣れるので季節感が無いのだが…
どうも寒くなってくると肝が大きくなって美味しくなるそうなのだ。
これを書いているうちに煮付けを食べたくなってしまった(^^;

初夏の頃の話であるが早朝、江ノ島釜の口で投げサビキをしていた。
すると親子連れがやってきてショートロッドで釣りを始めた。
胴突き仕掛けでサラシの出るヘチを探っている。
間もなくお子さんの方が良型のカワハギを上げた。
その後も小型、良型と続けて計3枚も上げてしまった。
一方お父さんの方は名前の知らないような魚ばかり釣っていたが(^^;
人の事を言える状況でなく私も他人の釣りを見ている位ヒマだったのだ(^^;

翌週早速同じ場所でカワハギを狙ってみた。
大漁じゃあ!と言いたいところだが小型3枚に終ってしまった。
先週は大型もいたんだけどなあ…何処に行ったんだろう
多分湘南港の先端辺りだな!そこもカワハギが集まりやすい場所なのだ
行ってみると先行者が1匹良型を上げていたがこの日は不調のようであった。

書いているうちに記憶が蘇ってきた。
一度カワハギを大釣りした事があるのだ!
季節は春で場所は伊豆七島の一つである新島の若郷漁港。
メジナを狙っていたが釣れてくるのは良型のカワハギばかり。
15枚位釣ったかなで、民宿で釣果を見せると
その魚ナ〜ニ?そちらは(タカノハダイ)は焼けば食べられるけど
という事でショックを受けた事もある(^^

カワハギのポイントについて最近確信を持ってきた。
どうもイシダイが釣れるところでは必ずカワハギが釣れるようだ
釣りガイドを開いてそんな場所に釣行してみては如何でしょう


  

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