ウルメイワシ仕掛け


 6〜8月にかけて潮通しの良い堤防や磯場に回遊してくるウルメイワシ。コマセを使わない投げサビキで釣れるから面白い。釣りたての新鮮なウルメのサシミは釣り人だけの特権である。
                                           


 磯で釣る時の仕掛け

ウルメイワシ
万能仕掛け
 竿は磯竿2号5.3M 
 リールは小型〜中型   
 道糸は3〜4号
 エサは不要
 @ウキ止め
 Aシモリ玉
 B発泡ウキ8号(内蔵オモリなし)
 Cシモリ玉
 Dゴム管
 Eサルカン
 Fオリジナルサビキ
 Gスナップサルカン
 Hナス型オモリ7〜8号
  
ハウツー  
 魚のタナは海面から3mまで
 早朝と夕方に良く釣れる   
 朝は日の出と共に釣れ始める
 釣れるのは朝7:30頃まで?
 中通しより環付きウキが釣り易い
 磯竿2号なので軽いウキが良い
 遠投後シャクリながら寄せてくる
 シャクリは上でなく横に引いてもよい
 荒れた日でも釣れたことがある
 釣れるイワシのサイズは15cm前後
  
オリジナルサビキ 
 ハリス1号
 枝2.5cm
 幹糸1.5号
 間18〜20cm
 ハリ 金袖6号
 ハリ数10本
 ハゲ皮とハモ皮が良い
 ハリのチモトは朱塗り
 魚皮は小さ目とする
 


 万能サビキ仕掛け

 竿は磯竿2号5.3M 
 リールは中型   
 道糸は3〜4号
 エサは不要
 @ウキ止め
 Aシモリ玉
 B発泡ウキ8号(内蔵オモリなし、スイベル使用)
 Cヨリモドシ
 D市販サビキA
 Eオトリ(無くても良い)
 F市販サビキB
 Gナス型オモリ7〜8号
   
ハウツー  
 広いタナを探る工夫をした仕掛けである
 アジ、カマス、イワシが釣れる   
 ウキは簡単に取り外せるようにスイベルを使う
 ウルメイワシ狙い以外はウキを使わない
 根掛かりの多い場所ではウキが効果的
 高い堤防から釣る時は中通しウキが良いカモ
 ポイントは潮目、投げ込んだだけでも釣れる
 凪より少し波が立っている方が釣れる
 2001年度はこの仕掛けを愛用している
  
 
良く釣れる市販サビキ 
 ■初期、魚が小さい時
 @アジベエ(みさき)ハゲ皮、ハリ5号、幹糸1.5号、ハリス0.8号、枝2.5cm
 Aアジサビキ(ハヤブサ)シャミ皮、ハリ4号、2号、ハリス1号、枝3cm
 B小アジ専科(ハヤブサ)ハゲ皮、ハリ6号、幹2号、ハリス1号、枝3cm

 中期、ワカシ兼用仕掛け
 @SABIKI(ハヤブサ)ハゲ皮白袖、ハリ8号、幹糸4号、ハリス2号、枝5cm
 Aアジサビキ(ハヤブサ)シャミ皮、ハリ8号、4号、ハリス2号、枝5cm

 後期、青物狙い
 @SABIKI(ハヤブサ)ハゲ皮白袖、ハリ10号、幹糸5号、ハリス3号、枝5cm
 ASABIKI・シーガー(ハヤブサ)シャミ皮、ハリ10号、5号、ハリス3号、枝8cm

 ■カマス用
 @カマス専科(ハヤブサ)フラッシャー、ハリ11号、幹糸5号、ハリス3号、枝10cm
  

 ウルメイワシについて

 ウルメイワシと言えばつい脂の乗ったサシミを思い出してしまう。
投げウキサビキを初めたのは1997年7月19日である。
この日から梅雨明けで夕方5:30頃、江ノ島の釜の口に行った。
最近カマスが釣れていると情報が入ったのである。
ところが釣れているのはカマスではなく型の良いイワシであった。

釣り人はすでに15匹くらいのウルメをキープしていた。
仕掛けはシンプルでサビキにウキを付けているだけでコマセカゴは無い。
遠投後ソフトにシャクってくるだけでイワシが釣れている。
こんな釣り方があるのかと感心させられた。
この日から投げウキサビキのファンになってしまった。
しかしこの年はあまり釣ることはできなかった。

翌年もウルメは好調だった。
しかしこの年は茅ケ崎のTバーに通っていて江ノ島には顔を出していない。
思い立ったのは夏季休暇の後半であった。
8月14日、15日、16日、3連荘でウルメを釣りに行っている。
8月16日朝5:10分釜の口に立つが波が高いので様子を見る事にする。
後から来た人がウルメに続き大きなカマスを上げるのを見て竿を出す事にした。

イワシが日の出と共に釣れ出すというのは本当だ。
風は強かったがポツポツと釣れた。
7:00前、太陽が上がったのでもうダメかなと思っていたら急に釣れ出した。
ウルメだけで良いのにカタクチイワシも釣れてくる。
しかし7:30にはアタリも止まり8:00まで釣れなかったので納竿した。
釣果はウルメ12匹に小さいカタクチが15匹位であった。
ウルメは全てサシミにしたが脂がのって大変美味しかった。



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