イシモチ仕掛け


 投げ釣りではキスと双璧をなすポピュラーな釣り物である。潮が澄んでいればキス、濁りならイシモチが釣れてくる。私はもうイシモチは卒業したと言われる方も多いと思うが(^^;ボウズが続いた後の気分転換には良いですぞ。しかしいざ釣ろうと思うとなかなか釣れないものなんですネ。40cm近い大物もいるそうですので狙ってみては如何でしょう!夜釣りならセイゴも混じって更に面白いかな(^-^)


 標準胴突き仕掛け

イシモチ(1)
イシモチ(2)
イシモチ(3)
 竿は投げ竿4.2m
 リールは大型のスピニング 
 道糸はPE2号
 エサはアオイソメ、サンマの切り身
 @サルカン 
 Aケミホタルミニを黒チューブ止め
 B胴突き仕掛け
 Cスナップサルカン
 Dオモリ20号
      
 胴突き仕掛け
 市販仕掛けで問題なし
 幹糸5号、枝ハリス3号、枝ハリス長さ10〜15cm
 枝間30〜35cm、ハリ丸セイゴ12〜13号
 枝ハリスは付け根を2本ヨリにするとカラミにくい
 ヨリ部には赤チューブより透明が良いのでは?
 ハリのチモトには夜光玉を入れる 

 ハウツー 
 この仕掛けはセイゴ及びイシモチ用である
 フッコクラスを狙う時は枝ハリスの長さを20cmと長くする
 枝ハリスを2本とし枝間も40cm位に広くする
 スズキ狙いは?ルアーの方が釣れるのでは(^^;

 ケミホタルは夜釣りの時に使用する
 効果の程は分らないがお守りみたいなもの
 セイゴ用にはスイチカルミコ・ブルーが良いとか
 光モノを付けると夜釣りが随分楽になる



 遊動海そう天秤仕掛け
 竿は投げ竿4.2m
 リールは大型のスピニング 
 道糸はPE2号
 エサはアオイソメ、サンマの切り身
 @夜光シモリ玉 
 Aサルカン
 Bスナップサルカン(仕掛けに付属)
 C遊動海そう天秤
 D2本ヨリ糸(仕掛けに付属)
 E天秤仕掛け
      
 天秤仕掛け
 枝ハリス1.5号までのものはキス用で沢山種類がある
 出きればハリスは最低でも2号を使いたいと思う
 3号になると種類も減ってカレイ用になってしまうかも
 アクセサリーが沢山付いていたりハリの形状も違う
 上の胴突き仕掛けと同じ要領で自作した方が良いかも

 ハウツー 
 海そう天秤には固定用と全遊動式用がある
 全遊動式の天秤は片方のリングが大きくなっている
 遊動式は魚のアタリがダイレクトに伝わってくる
 置き竿や大型狙いでも遊動式が良く使われている

 この投げ仕掛けは万能でありほとんどの魚に使える
 但し大物狙いの時は原則2本バリとし幹糸を長くとる
 また対象魚に合ったエサやハリスの太さにする事も大事
 マダイ、クロダイ、カレイ、キス、スズキ等が狙える



 2002年度は、こう釣る!
 竿、投げ竿25号、3,9m
 リール、大型のスピニング 
 道糸、PE2号
 エサはアオイソメ、東京スナメ
 @シモリ玉とサルカン 
 A遊動海そう天秤
 Bハリス3号、1ヒロ半
 C枝ハリス3号、10〜12cm、先端より30cmの位置
 Dハリ、丸セイゴ11〜13号
       
 作戦(^^;
 以下は、日中に狙う時の仕掛けについて考察したもの
 ハリスは、できるだけ長く取る(シーガーエース使用)
 ハリスは2号より3号…カラミが少ない
 ハリは、食い込みが良いように、小さくする
 アクセサリーは、付けない(フグ対策)
 付けエサは、東京スナメが一押し
 遠投しても、切れないように、丁寧に付ける
 タラシは2〜2.5cmくらい

 ハウツー 
 遠投後、ゆっくり、竿で、さびく
 かけあがりで、止めても良いが、10秒程
 長時間、止めると、ヒトデが釣れる(>.<)
 アタリがあったら、竿先を送り込む

 そのまま、ゴツゴツと引き込まない時は、竿できいてみる
 アワセを入れて、ゆっくり、リールを巻いてくる
 大抵、飲み込まれているので、ハリはずしが必要
 〆て、バケツで血抜きして、クーラーに納めるとベスト(^^)v



 投げ釣りについて

イシモチやセイゴを狙う時よく仕掛けに迷ってしまう。
キスやハゼも一緒に釣りたい時はもちろん天秤仕掛けにする。
そして必然的にハリスも2号以下、できれば1.5号を使う事になる。
でも、もしスズキがきたらどうしよう…σ(^_^)

イシモチとセイゴに関して言えば手持ちの胴突き仕掛けが面白い。
但し魚が寄っている時ネ!いない時は何でも同じ、置き竿だネ(^^;
胴突き仕掛けは途中にオモリがないのでダイレクトにヒキが伝わってくる。
この感触がこたえられないのである!

非常に面白いのだけど天秤に比べて食い込みは悪い気がする。
置き竿ではエサばかり取られる事になるので少しずつ仕掛けを寄せてくる。
するとブルッとかコツッという前アタリがくるはずである。
私はここでリールを巻く手を止めて竿先を少し送り込んでやる。
次の瞬間ガクガクと竿を揺らすような大きなアタリが来る…(^-^);

はずなのだが変化がないのでまたゆっくりとリールを巻いて寄せてくる(^^;
これを2〜3回繰り返すとほとんどエサは取られているので回収して投げなおす。
で、それの何処が面白いの?
アタリはあるのになかなか釣れないところですよ!(^^;

投げ釣りで竿を何本も出す人がいるが置き竿の場合だけですね。
手持ちで釣る場合はアクセクする事になるので1本竿に限る。
釣れなかったら一ヶ所に留まらずポイントを気軽に移動できるしね。
何より、のんびり釣りができるのが一番かも(^_-)ネッ

(2001.7.1追記)
最近、サーフでイシモチを釣って気付いた事。
エダハリスが波に揉まれてカラミが多いのよねえ。
そこで、エダハリスは長さを10cm以下として1ヶ所としている。
究極はエダハリスなしの1本鈎が良いのだが、欲張りなもんでっ(^^;

鈎は、丸セイゴ16号でも釣れるが13号(銀)の方が食い込みが良いようだ。
クチビルに掛かるのは稀で殆ど飲み込まれている。
ハリスは4〜5号でも良いが昼夜兼用で3号を用いている。
置き竿にする時は胴突きより天秤仕掛けが、良く釣れる(相手アワセでも^^;)

また遊動天秤仕掛けなら高級外道も期待できるカモ(まだ実績ナシですが)
オモリは25号で問題ないようだが、予備に27〜30号があるといいかなっ。
ツケエサは青イソメが一般的であるが、日中は東京スナメが良かった(高いけどねっ)
ムシエサのタラシは2〜3cm位にしている。

又、日中は夜光ビーズやアクセサリーのないシンプルなものが良い。
市販仕掛けは、ハリスが蛍光色のものもあるので注意!
ハリス1ヒロ取り、エダス1ヶ所出すだけだから、その場で仕掛けを作る事を勧めます。
ではっ、ガンバっ


  

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