ワカシ



場所  江ノ島裏磯・大平
日時  2000.8.22(火)  5:00〜6:30
天候  晴れ、風がやや強く、うねりがあって波も高い
 5:00前に家を出る。
今日は平日なのでゆったり竿を振れるだろうという思いである。
そしてワカシをひとりじめ…(^−^;
長い階段を降りて行く時、釣り場を覗くと案の定、人影がない。

大平に着いててみると波が高くうねりが入っている。
先行者は一人だけだが竿を出さずに海の状態を眺めている。
私もゆっくり竿を出すことにする。
やがて二人の釣り人がやってきて左先端の小高い岩の上に陣取る。
どうもそこが一番波をかぶりにくい所のようだ。

波のかぶりにくそうな場所を選んで先端まで出てみる。
ジグを投げるが、うねりにもまれていかにも釣れそうにない。
波が今にも足元まで押し寄せそうで釣りをする気分になれない
一投しただけで戻ってきてしまった。

さてどうしたものかと思案しているところに新たな釣り人がやって来た。
そして「波が高いですなあ」と声をかけてきた。
昨年タチウオ釣りの時、良く見かけた人である。
「これじゃあ釣りになりませんよ」と返しておいた。
その釣り人はルアー竿を片手に荒波の打ち寄せる磯の先端に出て行った。

せっかく来たのだから少しは投げようと思ってポイント選びを始める。
大黒鼻よりの大平の付け根の遊歩道の上から投げることにした。
右手前方には大きな根があるので狭い隙間にルアーを通すことになる。
思いきり遠投してジャークを繰り返す。
荒れた海を眺めながら竿を振るのもなかなかのものである。

数投目たしかな手応えを感じる。
ラインが波にもまれているので良く分からないがジグの落ち込みで食ってきた気がする。
引き波に乗せ慎重に寄せてゲット!
元気の良いワカシである。
ジグは先日と同じブランカのブルー28g。

二本目を狙ってひたすらをキャストを続ける。
そのうち糸ふけを出しすぎて右手前方の根にお気に入りのジグを取られる。
仕方なく二番目に好きなラ・フェスタを使う。
しばらくして手応えがあったが魚は付いていなかった。

6:30磯の先端で釣っていた人がびしょ濡れになって戻ってきた。
魚は釣れなかったようだがこれからが本番という感じである。
私は会社があるので片付けにかかる。
釣り人と短い会話をして軽い足取りで江ノ島を後にした。
 



ワカシ




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