クエ、カサゴ



場所  静岡・浜名湖
日時  2012.6.24(日)  5:40〜9:30
天候  晴れのち曇り、波0.5m
■正体不明のお魚さん

5時40分、竿を出す。
最初に釣れたのは19cmくらいのカサゴ
よしっ、これで今日は、ボ…なしだ(^^;

場所を移動し、サラシの中に仕掛けを落とし込む。
スルスルと思った以上に深くまで落ち込んだ。
待つこと30秒、いきなり強力なアタリ!

う、うっ、なんというヒキだ!
根に潜られないように、慌ててリールを巻く。
鋭い突っ込みをかわし、ようやく海面まで浮かせた。




鋭い歯




お魚さんの姿を見てビックリ
な、な、なんなんだ、お前は(◎_◎)

針は上顎にしっかりと刺さっていた。
鋭い歯にかまれないように、プライヤーで針を外す。

メジャーを当てると28.5cm、良い型だ。
正式名は分らないが、どうもハタの仲間のようだ。




お前は誰だ!




海水を入れたクーラーに放り込むと、メゴチを吐き出した。
これにはビックリ
鋭い歯を持っているけど、ヒラメと同じような食性なんですね。

さて、今日使った仕掛けを紹介
胴突き1本バリで、針はチヌ3〜4号、オモリ6〜8号
ハリス5号、枝バリの長さ約5cm
付けエサはオキアミだった。




今日の釣果




■アフターフィッシング

家に帰ってから、市場魚貝類図鑑で調べてみた。
マハタと思っていたのに、なんと…正式名はマハタモドキ
ショック!名前が良くないです(ToT)
しかし、市場魚貝類図鑑には以下のように書かれていた。

一般的評価
今や超高級魚のマハタと同様に取り扱われて、同様に高価
関東の市場では、「マハタ」として売られていることが多い。
非常に味がよく、特に寒い時期には人気が高い。

水産基本情報
市場での評価/関東には希に入荷してくる。
マハタモドキとしての評価はなく、マハタとして評価されて高い。

なるほど、東京の中央卸売市場・築地ではマハタか…
良い事を聞いた!
今回釣れたお魚さんの名前は、マハタに、けって〜い(^^ゞ


■6月19日追記

掲示板のケンスケさんの投稿、それによると…
私が釣った正体不明のお魚さんはクエと言うのである(◎_◎)
清水市に住んでいて、昨年のこの時期、47cmのクエを釣ったと言う。

早速、市場魚貝類図鑑で調べてみた。
形態の所に、頭部はハタの仲間としてはとがって低いと紹介されていた。
私が釣ったお魚さんは、まさにその特徴を備えている(驚)
クエは、市場魚貝類図鑑で、以下のように紹介されていた。

一般的評価
偽装問題が起こるほどの高級魚
一般にはまったく出回っていない。
産地でも珍しいもの

水産基本情報
市場での評価/長崎県などから天然物がくるが、非常に少ない。
非常に高価、ときにキロあたり1キロ1万円前後する。

なるほどクエか…いいですねえ
九州ではアラ、伊豆諸島ではモロコと呼ばれるお魚さん
マハタモドキと命名され、幻の魚・クエもきっと焦ったことでしょう(笑)





幻の魚





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