タコ・(スズキ)



場所  江ノ島裏磯・大黒の鼻
日時  2000.12.3(日)  5:00〜9:30
天候  晴れのち曇り、早朝のみ風があった
 今日は久し振りのタコ狙いだ。
しかしタコだけでは物足りないのでスズキも狙う事にする。
両方狙える場所と言えばその通り、江ノ島裏磯である。(^-^)

5:00大黒の鼻に到着。
先行者が2〜3人いるが未だ竿を出していない。
直ぐに仕掛けを準備して前回バラしたポイントに入る。
10分程ルアーを投げたがまだ暗くて釣れそうにないので休む事にした。

「おはようございます」と声を掛けてきたのは外人さんだった。
前に話をした人かなと思ったが良く顔を見ると違っている。
スズキ狙いだと言うので雑談をする。
話をしているうちに辺りが薄明るくなったので釣り場に戻る。
釣り始めたのは5:50分だった。

まずはショアラインシャイナー(SSR50−120F)で水面下を探る。
10分投げたがアタリが無いのでルアーをチェンジ。
ブルーオーシャン(KT−90S、RH)をチョイス。
少しルアーが小さいが目立つパールホワイト系で勝負だ!
2〜3投目にコツンというアタリがあった。
「あれっ、魚がいるじゃないか!」と元気づく。(^-^) ニコ

もう少しゆっくりリールを巻いた方が良いかな…。
スローかつ丁寧に巻いていたらガツンというアタリ。
アワセたかどうか覚えていないがとにかく魚は乗ったようだ。
強いヒキが心地良い。
今日は取れそうだなという気がしたが…

寄せているうちにドラグがきいているのが気になった。
順調に寄せてはいるが時々スリップする…
タモは足元に置いているので直ぐに使えるのを確認。
問題は足元の根である。
もう少しドラグを絞めたいがラインを緩めるとバレてしまう。
迷った挙句リールを巻く手を止めてドラグを絞めこんだ。

次にリールを巻こうとしたらもう根に潜られていた。
後ろにはすでに先程の外人さんが駈け付けていた。
ビクリとも動かなくなったので諦めてラインをゆるめた。
30秒位経ってリールを巻くと手応えが無い。
ルアー毎持って行かれたかなと思っていたがルアーは無事だった。

時計を見たら6:10分!
前回と同じ場所で同じ時間にスズキを掛けて…
同じようにバラシてしまった。(>_<)
10分間そのまま続けたがアタリが無いのでルアーをチェンジ。
ロングA(LA−120SP)サスペンドをチョイス。
しかしその後もアタリは無く6:40分に竿を納める。


そこで今日の教訓!
リールにドラグ不要!
太いラインを使い掛けたら強引に巻き取るのみ!
根の多い釣り場はこれで良いのだ(`-´) フン

外人さんの仲間は竿も出さず焚き火をしていたので暖を取らせて貰う。
「この前カマスを釣りに来ていませんでしたか?」と聞いてみると
案の定「大勢で来た事がある」と言う。
10月22日の釣行記に登場する
私の2倍カマスを釣ったあの見知らぬ外人さんだったのだ。
「どちらから来られましたか?」と聞いてみると隣の辻堂であった。
テニス仲間で釣りに来たと言っていた。

外人さんと話をしたが愉快な人だった。
カワハギの話をすると「この前ボートで26匹も釣ったよ」と自慢した後
「美味しかったなあ〜」としみじみと言う。
「チアユは空揚げにすると美味しいですよ」と私が言うと
「美味しいよねえ〜」と同調してくる。
大型のメバルが釣れる話をしていたら
「メバルは美味しいよねえ〜」と言っていた。
「イシモチも美味しいよねえ〜」(^^;

7:00過ぎからタコ釣りを始める。
投げ竿を使っての探り釣りである。
テンヤには豆アジを輪ゴムで巻き付けている。
底まで落としたら10数えて上げるだけの簡単な釣りである。
大平と大黒の鼻の間で大型を一匹上げた。(^o^)v
外人さんとその仲間が集まってきて
「サシミにすると美味いよ〜」と言っていた。
「煮て食べるのは勿体無い」とも…

小型の3匹はその後、割れ磯で釣れたものである。
波が静かな所は小型が多いようだった。
4匹釣れた所で時計を見ると9:30分だった。
まだ時間は早いがタコはもう十分と思い納竿とした。

帰りに魚板岩を覗いてみると先日のクロダイ狙いの人が来ていた。
話を聞いてみると
「今日はまだ上げてませんが対岸の人が1匹上げました」
「そこで先程50cm位の大きなイシダイが上がりましたよ」
「あんな大きなのを見たのは始めてですよ」と言っていた。
イシダイを狙った事はないが面白いだろうなと思っている。

夕食時、大型のタコの足2本をサシミにしてみた。
硬いだろうと思って薄切りにしたら貝みたいで美味だった。
残りは全てタコ名人に教わったように半茹でにした。
これもまた酒のつまみにはグーであった。(^-^)v



タコ




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