カサゴ、クジメ



場所  兵庫・長田港
日時  2011.2.5(土)  8:30〜14:30
天候  曇り、波0.5m
■活きエビで穴釣り

寒波が去り、この一週間は、穏やかな天気が続いている。
しかし、大阪湾の水温は、8℃前後
一年で一番水温が低い時期だ。

こういう時は、あぶれの少ない根魚狙いにかぎる。
しかし、何時も同じ釣り方では飽きてしまう。
そこで今回は、ツケエサを変えてみることにした。

釣り場に向かう途中、神戸駅近くの村上釣り餌店に立ち寄る。
シラサエビを買う予定だったが、地エビ、ブツエビと言う文字が目に入る。
ワタシは迷ってしまった…どういうふうに使い分けるんだろう(汗)

値段を見るとシラサエビが一番安く、1パイ350円
地エビが一番高く、1パイ450円
ブツエビの値段は記憶にないが、その中間だった。

実は、シラサエビ以外は、まだ使ったことがない。
高いエサの方が釣れるハズ!
そう思い、地エビを2ハイ注文
と言うことで、今回のツケエサは、地エビになったのである(^^

この地エビ、サイズが大きく、オキアミのM〜Lくらい
ハリに付けようと、エビクーラーから3〜4匹、手あみですくって出すと
元気が良く、ぴょんぴょん飛び跳ねて、逃げてしまう。
買ったエサの30%くらいは、逃げられたかも(笑)




活きエビ




■ハウツーフィッシング

活きた地エビをエサにする時は、どのように釣るのか?
知識がなかったので、取りあえず、置き竿をイメージし
底近くまで沈めた後、じっくり待つ釣り方を試してみた。

エビが、ガサゴソ、ガサゴソと動く気配を察して
そのうち寄ってくるかな…と思っていたが、それはなかった。
カサゴがヒットする時は、仕掛けを落としてから、比較的短時間だった。

カサゴは、すすーっと寄ってきて、活きエビを違和感なく口にするようだ。
しかし活きエビには、オキアミのような臭いで寄せる力はない。
従って、腰を据えずに、マメに探り歩くことが必要になる。

そういう弱点もあるが、良い点もある。
オキアミを掴むと、手を拭くか洗うかしないと、ベトベトし臭くなる。
活きエビは、そういうことがないのが嬉しい。
エサに関しては、どんなエサも、一長一短あるようデス

さて今回使った仕掛けについて
作戦では、中通しオモリ、ハリス1.5号、ハリはチンタメバル7号だった。
エビが良く動き、かつエビが弱らない細いハリを使う予定だった。
それで、カサゴだけでなく、メバルも爆釣だ〜と思っていた(^^;

ところが実際に使用した仕掛けは、言葉にすると難しいが
胴突き2本針仕掛け…ひとつの枝ハリスはナス型オモリに直結
そして、使用した針は、ケン付き丸セイゴ13号、ハリスは4号

作戦を無視し、また何時もの太い仕掛けを使用してしまった(汗)
その所為で、メバルの姿を拝むことはできなかった( ..)
クジメが1匹飛びついてきたが、これは活きエビを使った成果カモ

■活きエビの使い分け

帰宅後、活きエビの特徴について調べてみた。

ブツエビとは、和名のヤマトヌマエビやミナミヌマエビのこと
体長2〜3センチぐらいの黒っぽい小型のエビで、暗いところに
一直線に潜る習性があるため、メバルのエビ撒き釣りには最強のエサ

シラサエビとは、和名のスジエビのこと
エサとしては、最もポピュラーな琵琶湖産のエビ
ブツエビと違ってあまり深く潜らず、泳ぐ習性が強いので
マキエとしては、軽く握って気絶させるか、底撒き器を使用する。

地エビとは、シラサエビと同じで、和名スジエビ
琵琶湖産でなく地元産の体長3〜5センチのエビ
高価だが生命力が強くエビ撒き釣りでは好まれる。

活きエビの特徴を調べた後の感想であるが
カサゴ狙いなら、今回実績ができたサイズの大きい地エビが良さそう。
メバル狙いなら、サイズが小さいシラサエビが良さそう…ですね。





地エビで釣れたカサゴとクジメ





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