マイワシ



場所  兵庫・垂水漁港
日時  2011.1.8(土)  8:00〜14:40
天候  晴れ、波0.5m
■釣れそうなお魚さん?

根魚以外で釣れそうなお魚さんを検索してみた。
候補に上がったのは、泉佐野周辺のカレイと垂水漁港のマイワシ
カレイが釣れるのは早朝の6時〜8時と言う。
電車釣行のワタシにはキビシイ時間帯なのでカレイ狙いは却下

垂水漁港のマイワシ…こちらは何処に出現するか分からないらしい。
大手釣具店の情報によると、ポイントは三ヶ所あるようだ。
@西波止の東西に伸びる防波堤の突端
Aマリンピアの東岸壁
B大平の湯の前ワンド




@西波止の東西に伸びる防波堤




■@ポイントはスカ

垂水駅で電車を降りた時、年輩の釣り人と一緒になった。
声をかけたら、その方、イワシ狙いとの事
やった〜(^〇^)

その方と一緒に入ったポイントは、@西波止の東西に伸びる防波堤の突端
まだ他に釣り人がいない。
地元の釣り人がいないとは、釣れていないのか…と、その方

まずは仕掛けを作ろうと思い教えを請う。
ここでの釣り方は、サビキにウキを付けて投げると言う。
それってバクダンじゃん(^〇^)
タナは3mくらい、釣れるのは10時頃からと言う。

やがて地元の方が次々とやってきて、防波堤の突端は満員になる。
話によると、一昨日は、クーラーが満タンになる程釣れたらしい。
ところが昨日は、1匹も姿を見せなかったと言う…なんとっ(>_<)
昨日良く釣れたのは、B大平の湯の前ワンドとのこと

どうしたものかと悩んだが、一旦ここで竿を出すことにした。
サビキ、どれが良いか分からなかったので、常連さんに選んで貰う。
選択されたサビキは、ピンクスキン(小アジ専科)
ハリ6号、ハリス0.8号、幹糸1.5号、枝3cm、間20cm

9時過ぎだったろうか…
防波堤の突端でなく側面から遠投していた方にマイワシがダブルでヒット
いよいよ回遊してきたか…と、色めき立ったが、それでオシマイだった。

10時半頃、常連さん達は、「もうアカン、また明日」と言って帰って行った。
そんな時、釣り場を散歩していた地元の方が
「昨日、Aマリンピアの東岸壁、午後から釣れていたよ」と教えてくれた。

直ぐ対岸なので、高い堤防をよじ登り覗いてみると、釣り場はもう満員
その高い堤防の上から竿を出している地元の方がいたので
ワタシもその横に入れて貰う事にした。
ワタシと同様に2〜3名の方が、最初のポイントに見切りをつけ
Aマリンピアの東岸壁のポイントを、対岸から遠投して攻める事になった。




Aマリンピアの東岸壁




■Aポイントでボ…脱出
対岸のAマリンピアの東岸壁は、コーナー部だけ、たまにイワシが上がっていた。
ワタシ達の釣り座で最初にイワシを釣り上げたのは、ワタシの隣の地元の方
仕掛けを対岸のピンポイントに打ち込む技より、かなりのベテランと見た。

この方のタナを盗み見ると、目測3.5〜4mだった。
ワタシのタナは浅すぎる…そう思って深くする。
それが功を奏したのか、その後ワタシは絶好調になる。

最初にウキが消し込んだ時の嬉しかったこと…これで、ボ…脱出だ(^^;
ゆっくり仕掛けを寄せてきたら、海面に2匹のイワシの姿が目に入った。
バラさないように、丁寧に抜き上げる。
バタバタと堤防の上で暴れる

マイワシを、むんずと掴んでマイワシ・ゲット〜♪

次のアタリも、2匹イワシが付いていた。
その次は、仕掛けを投げ込み置き竿にして、水を汲もうとバケツを放り込み
ふとウキを目で追うと、一気に水中に消し込んでいくではありませんか…
やばい!急いで水汲みバケツを上げて、竿に飛びつく。
イワシが沢山付いていることを期待して竿を上げたが、意に反し1匹だった。

隣の地元の方が言う。
「ウキが潜ったら慌てて竿を上げんでもいい」
「ゆっくりリールを巻いたら追い食いしてきて何匹か掛かりよる」
そうだよなぁ…やってみるか(^〇^)

そして次のアタリ
ゆっくり巻いてみたが、水面下のイワシの姿は1匹
丁寧に抜き上げたが、ポロリと落下…最悪の事態となった。

やがて、コマセが効き出したのか、遠投しなくても釣れるようになる。
そして、またウキが消し込んだ。
リールを巻かずに、その場でさびいて追い食いさせる。
こうすると沢山釣れるが、大概サビキがぐちゃぐちゃになるんだよなぁ…
過去の記憶が蘇ってくる(汗)

丁寧に寄せてくると、水面下に4匹のイワシの姿…すごいぃ(笑)
抜き上げようとすると、重たい♪
バタバタバタ、高くて狭い堤防の上で4匹の
マイワシが暴れる。
一度に4匹も掴めない…ジタバタ、焦るワタシ(^^;

周りの方達は、あまり釣れないのにワタシだけ釣れている。
何故だろう…タナをチェックすると、ワタシのタナは5m
隣の地元の方にその旨を伝えるが、あまり動じない。
コマセが効けば浮いてくるよ…と言っていた。

その次のアタリ
これが最後になるのだが、
マイワシを3匹掛けて抜き上げ成功
ところが1匹、ハリから外れて、堤防と堤防の繋ぎ目に落下
覗き込むとバタバタしている。

このまま見殺しにするのは可哀そうなので、一旦釣りを中断
棒切れを探してきて、海へ落とすとヨロヨロしながら潜っていった。
それを見て、ワタシは何か良いコトをしたような気分になったのである(^_^)゛

昼飯を食べた後は、全くアタリがなくなった。
対岸で竿を出していた釣り人達は、ほとんどが12時頃引き揚げた。
昨日は午後から釣れたという情報と、隣の地元の方がもう一度回遊がある…
という甘い誘いに乗せられ14時40分まで粘ったが釣れなかった(汗)

イワシ、回遊してくればクーラー一杯釣れるけど、回遊が無ければボ…になる。
今までそう思っていたが、今回は、いずれにも当てはまらなかった。
イワシの小さい群れが湾内を回遊していて、丁度回遊してきた時に
コマセが残っていればサビキに飛びつく…というカンジの拾い釣りだった。




竿を出した対岸の高い堤防




■Bポイントだったら大漁だったのに(^^?

翌日、大手釣具店の釣り情報を見た。
竿を出した当日は、午前中、B大平の湯の前ワンドが良かったそうだ。
残念ながら、ワタシはポイントを外してしまったようだ。

そこには、次のように書かれていた。
「たくさん釣っておられる方は深いタナで、天秤カゴに、枝針を付け
サシアミを刺している名人が、50〜60匹の釣果でした。」

やはり、タナは深い方が良かったのか…
釣り場で、深いタナが有効なのでは?と思っていたが
当たっていたようで、ちょっぴり癒される気分になったのであるσ(^_^)





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