今日は金曜日だが休み!絶好の釣りチャンスである。
ところが天気予報では午後から雨ということになっている。
どうしようかと迷ったあげく手軽なルアーにすることにした。
平日にもかかわらず大黒の鼻には5〜6人の人影が見えた。
一方、大平には誰もいない。
そこで大平で30分程ジグを投げてみたが手応えは無かった。
青物がいないようなのでカマス釣り場へ移動することにした。
大黒の鼻の対岸の割れ磯がカマス釣り場である。
着いてみると目の前のポイントにアミが入っている。
カマス狙いの人が3人、スズキ狙いが2人である。
70cm前後のスズキが一本上がっていた。
スズキ狙いの人はほとんどルアーを投げずボイルを待っていた。
前に見かけたことのある外人のルアーマンがカマスを釣っていた。
様子を聞いてみると1時間ねばってやっと3本ということであった。
9フィート位の竿にブランカのピンクのジグで釣っていた。
今日はどの仕掛けを使うかちょっと迷った。
結局、海藻テンビンの先に弓ヅノでなくFミノーを付けて釣る事にした。
私が竿を出した頃から外人のルアーマンは調子を上げてくる。
ジグを底まで沈めてシャクリを入れずゆっくり巻いているだけだ。
私もミノーの泳ぎを意識しながらゆっくり巻くがなかなか釣れない。
やがてアミを引き揚げに漁船がやって来た。
今まで投げれば届く範囲にアミが入っていてジャマだったのだ。
アミを引き揚げた途端にカマスが釣れ出した。
私の仕掛けにもポツポツと掛かってきた。
しかし隣の外人のルアーマンは入れ食いである。
私が釣れないのでアドバイスをしてくる。
その仕掛けで良いのだけどルアーの色が悪いと言うのである。
曇って水色も暗いので目立つ色を使わないと…
全くその通り、良く見ているなあと思う。
ルアーを弓ヅノに変える。
弓ヅノの人が後から二人程入ってきて、たまに釣り上げている。
ポイントは遠くなって群れも30分程で去ったようだ。
一番右で釣っていた人がヒラメを上げたので見に行く。
サイズは目測35cm位か!立派なものである。
ピンクの弓ヅノに間違って食ってきたと言っていた。
弓ヅノで2匹追加した所で釣れなくなってしまった。
時間はまだ9時前だが帰る人も出てくる。
顔見知りの人がいたので最近の様子を聞いてみることにした。
「アジが釣れているというので昨日、大平で竿を出したがダメだった」
「ソウダガツオを一本取ったが後はゴマサバだけ」
「ゴマサバは夏、美味しいが秋になると脂が抜けてきて不味くなる…」
10:00頃、大黒の鼻に移動。
ここでは、まだポツポツとカマスが上がっていた。
水深が深いので15号の海藻テンビンで弓ヅノ仕掛けとする。
カマスは底にいたので浮き上がらないようにスロー巻きで5匹追加。
11:30頃から小雨がパラついてきたので納竿した。
釣果は25cm前後のカマス10匹であった。
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カマス |
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