カマス



場所  江ノ島裏磯・割れ磯と大黒の鼻
日時  2000.10.20(金)  6:00〜12:00
天候  曇り、午後から雨
 今日は金曜日だが休み!絶好の釣りチャンスである。
ところが天気予報では午後から雨ということになっている。
どうしようかと迷ったあげく手軽なルアーにすることにした。

平日にもかかわらず大黒の鼻には5〜6人の人影が見えた。
一方、大平には誰もいない。
そこで大平で30分程ジグを投げてみたが手応えは無かった。
青物がいないようなのでカマス釣り場へ移動することにした。

大黒の鼻の対岸の割れ磯がカマス釣り場である。
着いてみると目の前のポイントにアミが入っている。
カマス狙いの人が3人、スズキ狙いが2人である。
70cm前後のスズキが一本上がっていた。
スズキ狙いの人はほとんどルアーを投げずボイルを待っていた。

前に見かけたことのある外人のルアーマンがカマスを釣っていた。
様子を聞いてみると1時間ねばってやっと3本ということであった。
9フィート位の竿にブランカのピンクのジグで釣っていた。
今日はどの仕掛けを使うかちょっと迷った。
結局、海藻テンビンの先に弓ヅノでなくFミノーを付けて釣る事にした。

私が竿を出した頃から外人のルアーマンは調子を上げてくる。
ジグを底まで沈めてシャクリを入れずゆっくり巻いているだけだ。
私もミノーの泳ぎを意識しながらゆっくり巻くがなかなか釣れない。
やがてアミを引き揚げに漁船がやって来た。
今まで投げれば届く範囲にアミが入っていてジャマだったのだ。

アミを引き揚げた途端にカマスが釣れ出した。
私の仕掛けにもポツポツと掛かってきた。
しかし隣の外人のルアーマンは入れ食いである。
私が釣れないのでアドバイスをしてくる。
その仕掛けで良いのだけどルアーの色が悪いと言うのである。
曇って水色も暗いので目立つ色を使わないと…
全くその通り、良く見ているなあと思う。

ルアーを弓ヅノに変える。
弓ヅノの人が後から二人程入ってきて、たまに釣り上げている。
ポイントは遠くなって群れも30分程で去ったようだ。
一番右で釣っていた人がヒラメを上げたので見に行く。
サイズは目測35cm位か!立派なものである。
ピンクの弓ヅノに間違って食ってきたと言っていた。

弓ヅノで2匹追加した所で釣れなくなってしまった。
時間はまだ9時前だが帰る人も出てくる。
顔見知りの人がいたので最近の様子を聞いてみることにした。
「アジが釣れているというので昨日、大平で竿を出したがダメだった」
「ソウダガツオを一本取ったが後はゴマサバだけ」
「ゴマサバは夏、美味しいが秋になると脂が抜けてきて不味くなる…」

10:00頃、大黒の鼻に移動。
ここでは、まだポツポツとカマスが上がっていた。
水深が深いので15号の海藻テンビンで弓ヅノ仕掛けとする。
カマスは底にいたので浮き上がらないようにスロー巻きで5匹追加。
11:30頃から小雨がパラついてきたので納竿した。
釣果は25cm前後のカマス10匹であった。


カマス




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