カサゴ、ソイ



場所  兵庫・古宮漁港、魚住漁港
日時  2005.4.2(土) 9:00〜14:40
天候  曇り、波0.5m
■古宮漁港は、スカ (>_<)

暖かくなってきたし、港めぐりの旅も、そろそろ終盤かな
そんな気がしたので、できるだけ遠くまで足を伸ばしておこうと思った。

明石海峡周辺の波止釣りで紹介されている、最も遠い釣り場
それは東二見人工島であるが、駅から遠いので、歩いていけない(--
その近くに、古宮漁港があるのを知り、そこで竿を出してみる事にした。

釣り人の、噂に上がる事もない、小さな漁港
もしかすると、根魚、入れ食いか(汗)
淡い期待を抱いて出撃したが、ワタシの予想は、見事、打ち砕かれた。

テトラの下は、捨石が入っているようで、穴釣りが出来ない(ToT)
せっかく遠くまで来たのに〜と、途方にくれてしまった。
そこへ、竿を肩に担いで、釣り人がやってきたので、声をかけてみた。

「ここは、カサゴ、釣れないですか?」と聞いたら
「何度かやってみたけど釣れないねえ」と、そっけない返事が返ってきた。
この方、投げ竿のラインの先に、カットウ釣りに使うような大きなフックを付けていた。

気になったので「タコ狙いですか?」と聞いたら
「いやあ、これで海苔を引っ掛けて取るんだ」と言う。
投げ釣りで、海苔を釣るなんて、ビックリ…これが、ここでの、唯一の収穫だった(^^;
その方が、海苔を釣る姿を、写真に収めて、古宮漁港を後にしたのである。



海苔を釣る人(^^



魚住漁港で、リベンジ(^^)v

このまま帰るわけにはイカンという事で、近くにある漁港に寄る事にした。
その港の名は、魚住漁港! 名前に異存はないっ
名前負けしてなければ良いが…それだけが心配だった(^^ゞ

ここの港も、西舞子漁港と同じで、テトラを積んだだけの、簡易なもの
港の内側は浅かったが、外側は、まずまずの水深だった。
竿を出して30分くらいしてからだろうか
何の前ぶれもなく、いきなり良型の
カサゴがヒット!
ビックリしたと同時に感激、ボ…逃れの、貴重な一匹だったんですぅ

その後は、ずっとアタリなし…場荒れしてるんだなぁ
やがて1mない短竿で、穴釣りしてた方が、近くに来たので状況を聞いてみる。
「ここは初めてなんですが、何が釣れるんですか?」と聞いたら

「私も、ここは初めてなんです」
「最近、江井ヶ島や東二見に行ったけど、何処も、まだ小さいですねえ」
「今日は、こんなカサゴが5匹釣れただけです」

と言って、親指と人差し指を、開いてみせた。
そうか、そんな小さいカサゴがいるのか(汗)
勝ったなっ…ワタシは1匹キープしたぞと、心の中でつぶやいた(^_^)゛



テトラで囲まれた港



昼飯後、先端付近まで来たところで、小型の
ソイがヒット
おーっ、珍しい、ここの港にもソイがいたかぁ
記念撮影用に、とりあえずキープ

続いて、気持ちいいアタリで25cm級の
カサゴを、ゲ〜ット
釣れた時は大きかったけど、後で測ったら、縮んで23.7〜23.8cmになっていた(^^;
中途半端は、キライな性格なので、潔く24cmと呼ばせて貰おう(^O^;ダハハハ

やがて「釣れますか?」と、釣り場見学の人が、声をかけてきた。
この方、専門はチヌ釣り(紀州釣り)と言っていた。

秋に、この港の中に、イワシを追ってタチオウが入り込み、入れ食いになった話
隣の藤江海岸は、秋になると、カゴ釣りで、良型のアジが釣れる話
そこの、離れのテトラは、潜ってみると、チヌが、うようよいる話
東二見人工島は、穴釣りの人が多く、釣り尽されてる話など、楽しく聞かせて頂いた。

この方が帰られた後、何となくやる気が無くなり、時間は早かったけど竿を納めた(^^
今日の釣果は、カサゴ3匹、ソイ3匹、他に外道なし
明石海峡周辺の波止、場荒れしてるけど、何時もウン良く2匹くらい釣れた。
寒い時期、ずっと竿を出してきたけど、良い思い出が、できた気がしている。

さ〜て、春になったけど、次は何を狙ったらいいんでしょう…困ったσ(^_^)




左上はソイ




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