イシガニ



場所  東京湾・根岸
日時  2001.7.7(土)  16:00〜19:30
天候  曇りのち晴れ
あなたが噛んだ、中指が、痛いー
昨日の夜の、中指が、痛いー♪

カニをあなどっては、イカンなあ。
右手の中指を噛まれてしまったのだ(>_<)
ホント、痛かったなあ、ちょろっとだけど血が出たもんねえ。
釣行記、書くのも大変になってしまった…
何時もパソコン操作は、右手の中指1本だからなっ(^^;

掲示板に遊びに来た、横浜港の白マントさんの話は、こうであった。

夜、足下にワタリガニが行進しているかの如く、泳いでくるのです。
かなりの大群です。甲幅は大体手のひらサイズからそれ以下です。
地元の人はみそ汁の具だ!などとのたもうて、釣り竿ではなく、
タモ網だけをもって次から次へ、中にはファミリー・フィッシングならぬ、
ファミリー・蟹タモ網すくいの光景も多々見られました。

ううーん、すておけーん。
ヤジウマ根性旺盛というより、食味に惹かれて出かけてしまったのだ。
一週間、カニ捕りに行こうか、どうしようかと迷ってたのよねえ(^^;
カニ捕りってなんか漁師くさいでしょう…
何しろ、うらしまは、ルアーマンで通っているからなっ。
どのへんがって…ヤボな質問はナシよっ(^^;

カニアミとサンマ2本で、カニさんと勝負!
タモですくったりせず、伝統の漁具で捕っちゃるぅ。
ウキウキしながら出かけたものの、根岸湾に着いてアゼン…。
う、う、うっ、なんか、あやしい場所(^^;
釣り場ガイドにも紹介されていたが、都会の人って、こういう所で釣りしているのねっ。

何はともあれ、カニカゴを降ろす事にした。
10分位して揚げてみると、小型の
イシガニが入っているではないかっ。
よし、よし、という事で素手でカニを捕まえようとしたら、イターッ…噛まれてしまった。
カニに指を噛まれるなんて子供の時以来だっ(今も子供と同じ遊びしていますぅ^^;
一度噛むとなかなか離してくれないのよねえー(子供の頃の体験、思い出しましたかっ)

やがて右手に釣り人が入ってきた。
理由は割愛するが、マルコメくんのお父さんと命名しよう(^^;
良い人でねえ、「タモアミの方が捕れるよっ」と言って
ヘチに付いている小型のカニを捕ってみせてくれ、タモアミを貸してくれたのだっ。
カニカゴを沈めて待っているのは退屈だったけど、このカニすくいは面白いですよっ。
タモの目が大きすぎて、アミに入っても、カニがすり抜けてしまう、う、うっ(--;

カニすくいしていると目立つのか、通りすがりの人が声をかけてくる。
毎朝、自転車で海を見に来ているオヤジさんの話である。

毎朝、2〜3人、カニすくいしている人がいるらしい。
早朝、4〜5時頃が、最も捕れるそうである。
岸壁の一番上までカニが登ってきているそうだ。
10匹も捕れば味噌汁のダシが作れると言っていた。

薄暗くなる頃、カゴを揚げたら大型が入っていた!
おおーっ、大きいー、挟まれたら痛そうー(^^;
一瞬、ワタリガニ(ガザミ)かっと思ったが、これも
イシガニだった。
昼間は小型ばかりだったけど、暗くなるに従い良型も姿を見せるようになった。
もっと粘って捕っても良かったのだが、あまり水がキレイではないので、
自分が食べる分だけ確保して上がる事にした。

帰ろうとした時、タモアミを持っている人を発見…これだっ
横浜港の白マントさんの話と一致してるぅ。
カニ狙いだなと思いながら「何が捕れるんでしょうか?」と聞いてみた。
以下はその方から聞いた内容である。

夜にワタリガニが浮いてくる。
海面を眺めていたら、さざなみが立つので分る。
先週まではいたけど、もう終りかな、いなくなった。
泳ぐのが早いから、すくうのも難しい、できるだけ大きなタモがいい。
毎年、5〜6月にかけて産卵の爲、浅場に入ってくる。
イシガニに比べたらワタリガニはずっと美味しい。
ダイコンと一緒に煮たり、味噌汁に入れる。
新聞紙にくるんで冷凍しているのでタコのエサにも使える。

なるほどっ、産卵なのかっ、勉強になりましたっ。
ところでワタリガニ、今どの辺りを移動中なんでしょうねっ(追いかけようかっ)
今回、ワタリガニは捕れなかったけど、秋には湘南にやってくるし、それを待つ事にしよう…
ワタリガニ同好会でも作ろうかな…
まず一人決定、横浜港の白マントさん(責任を取ってもらおう^^;)
あなたも、どうですかっ(*^m^*)





イシガニ カニらしくなった(^^)




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