(キビレ)



場所  江ノ島・割れ磯
日時  2001.4.15(日)  7:00〜11:30
天候  晴天、風も波も穏やか
何か釣れるハズ…それが釣れなかったんですよっ
一昨日の釣行時に残ってしまった(残るように仕入れてた)エサを持って江ノ島に出撃!
今日のテーマは情報収集!…今、思いついたのだ^^;
釣果にはこだわらない事にしよう!…最初からそんな事考えないよねえ^^;

6時半に家を出る。最初の目的地は優良駐車場だ…ネット友に紹介しようと思って。
簡単に言えば有料駐車場でなく路上駐車しても切符を切られない優良な駐車場の事。
名付けて、遊漁駐車場!(誰かザブトン一枚くれないかなあ^^;)
7時前の状態であるが、すでに満車だった。

駐車可能台数は15台だ…数えました
そして問題のチョークの跡を探したが見当たらなかった…グッド!
ここはまさに江ノ島の遊漁駐車場になる可能性がある!(もうなっているようだ^^;)
今後引き続き調査して行きたい。

キビレ狙いということで迷わず割れ磯に入る。
スズキ狙いのルアーマンが二人、ひとりは見た事がある。
その人が休憩した時、近況を聞いてみた。
「例年だと今頃が良いんだけど釣れませんね」と言っていた。
しかし休んでいる間も少し沖合いでは、盛んにスズキ(ボラかな) がジャンプしていた。

話の最中、何の前触れもなく「アオリイカは釣れていますか?」と聞かれてしまった。
なんだこの人はっ、ワタシがアオリ迷人と知っているのだろうかっ(^^;
「友達が情報を欲しがっていたので」との事だった。(みんな狙っているんですネッ)
30分くらい話し込んだが、スズキの味について聞いた時
「当り外れがあります」
「居付きのものは黒くてマズイものがあるけど回遊性のものは大丈夫」
「見たらすぐ分りますよ」と言っていた。(ワタシは食べるまで分らないカモ)

ルアーマンが去った後、子供連れの釣り人がやって来た。
コマセを作っていたので「キビレ狙いですか(^^;」と声をかけたら
「今日は子供連れだから何でもいいと思って」との事。
その方、10分位経ってからワタシの所にやって来て、
「昨年キビレはソコで釣れていましたよ」
「観光船が終る夕方から釣れるそうです」
「エサはアオイソメが良いようです」
「クロダイと違って浅いタナでも食ってくるようですよ」と教えてくれた。(アリガトウ)

10時半頃、スズキのカットウ釣り(ギャング)の人に遂にアタリがくる。
かなりの大型のようだ。最初は全く寄せられなかったがそのうち寄ってきた。
20m位寄せた所で水面にバシャッと水飛沫!
かなりの大型であるのが分る。

何を思ったのかその釣り人は同行していた奥方に竿をあずけてしまった。
タモを取りに行くのだろうか?
奥方が2〜3度リールを巻いた時フッとバレたのが遠目にも良く分った。
旦那さんは帰ってきてガッカリしていたようだった。
ワタシも正体を見たかったのに(あのヒキとエラ洗い…サメかも^^;)

その後シラスウナギを取るような大きな網を持った人が現れた。
興味深く見ていたら、近くに来たので何を取っているのか聞いてみた。
「イサキの稚魚を取っているんです、スジが入っているから分ります」
「エサではありませんよ、水槽で飼うんです」
「一年経つと掌くらいになりますよ」との事。

なかなか変わった遊びだが、前にネットで同じような記事を見た事がある。
南から流れ着いた死滅回遊魚を潮溜まりで採取して自宅で飼育するという話である。
水槽を買うだけのお金があれば…(^^ 楽しいカモ(結構興味あるんです)

10時頃、夫婦でやってきた釣り人は寝転んだまま、ついに竿を出さなかった。
気になったので帰る時、お話を伺った。(一体何を釣るんだろう?)
ハッタリで「キビレですか?」と聞いたらナント大当たり!(超能力が役立った^^;
「ワタシもキビレを釣りに来たのですが朝から今まで全くダメです!」
ユムシとイワイソメを使ったけど全くアタリがありませんでした!」と言ったら
「イワイソメでも食いませんか!」と話が弾むことになった。

「もうキビレは出ていますか?」と聞いたら
「この前一匹上がりましたが、釣れ出すのは連休の後くらいでしょう」との事。
以下はその方が話された内容である。

「エサはアオイソメとモエビを良く使うがイワイソやフクロイソメならなお良い」
「投げ竿とウキ竿各一本を持って来ているけど、どちらでも釣れる」
クロダイと違ってエサを見つけたら飛んでくるのでタナは結構広い」
「オキアミでも食うがその場合はコマセを撒いた方が良い」
「潮はやはり上げ潮が良く、日中の引き潮はダメ、但し夕方なら引き潮もOK」
「夕まずめから夜20〜21時頃まで竿を出す」そうである。

何か急にベテランになった気分!これで釣ったも同然じゃあ(何時もの悪いクセがっ)
お礼を言って大平へ向かう途中、奥方がタコを釣り上げたところに出くわす。
今朝、旦那さんと中学生位の娘さんと3人でタコ釣りに来た人である。
中型よりやや小型であるが「普通!」のワタシに比べれば上出来だ。
通りすがりの観光客が「わーっ、タコだ」と喜んでいた。

大平で顔見知りを見つけたので挨拶に行く。
「コンニチワ」と言ったら「お久しぶり」と返事が返ってきた。
昨年の夏、知り合ったが、その後も2〜3回顔を合わせている。
タチウオの夜釣りの好きな常連さんだ。
キスの状況を聞くと一人2〜3匹との事。

先程見たカットウ釣りの話をしたら、「アオリを釣っているんだろう」という返事が…
「スズキだと思いますよ」と言うが「アオリだよっ」と言う…
前にそこでアオリが掛かってきたのを見たと言うのだ。
「なんとっ、裏磯でもアオリ釣れるんですか!」
目の前の海を指差して「その辺にナンボでもいる」と言うのである。
以下はその人から聞いた話である。

「昔はそこのバカ島でアオリはいくらでも釣れていた」
「今はもう釣る人もいなくなったが…海が汚れたり潮の流れが変わったから」
「朝そこの砂浜で地引網をやっているだろう」
「家から近いから良く見に行くけどアオリが沢山入っている」
「カットウ釣りは底スレスレを引いてくるから底にいるものは何でも釣れてしまう」
「イカであれスズキであれボラであれ人間でもいたら釣れてしまうぞ」との事(^^;

この他にも真鶴をホームグランドにする釣り人から色々教わった。
今日は一回もアタリが無かったので色々な人の話を聞けてホント良かったと思う(--;)
金曜日と今日のリベンジは来週に持ち越しじゃあ(T.T)
ちゃんと利子をつけて返して貰うからなっ(-_-X)……アオリでもいいぞっ(^^; 

(追記)
足元に沢山のイワシ(シラスのようだ)がいるのにビックリしました。
サイズは4cm位です。メバル?が陰から飛び出してすぐ消えて行くのを目撃
まさしくイワシはベイトですね!




日曜日の大平




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