初めてイシガニ釣りをしてみた。
釣友のたやまさんの案内で実績のある(前回1匹らしい…^^;)真名瀬港に釣行。
真名瀬は住宅街から道一本隔てた所が海で、住んでみたいと思う場所であった。
20時前に堤防に到着。
先着者がいたが、釣りの仕度をしているうちに引き上げたようだった。
今日のタックルは、先日仕入れたばかりの長さ1.1m、負荷15号のワンピースロッド。
ニューロッドに初の釣りという事もあって燃えていたが手は冷たかった(^^)
堤防の上に置き竿にして、竿先が突っ込むのを待つ。
たやまさんに前回どのようなヒキだったか訊ねてみたが、あまり特徴は無かったそうだ。
時々竿先が揺れるが、波か魚か、はたまたカニか見分けがつかない。
しばらくして竿を上げてみるとエサがなくなっていた。
エサ取りの正体は一体なんだろう?
「フナムシが付いてきた事もありますよ」とたやまさんの返事(--;)
テトラの中で竿を出していた、たやまさんが「何かいるようです!」と言う。
「ゴンズイかもしれませんね!」と返事を返す。
その後、たやまさんがワタシの予言通り見事大型のゴンズイをゲット(^^;
ポイントを移動して堤防先端で竿を出していたら、
たやまさんが「カニが釣れました!」と竿にブラ下げてやってきた。
ヘッドランプを当てるとなんとワタリガニの一種ではないかっ!
名前は分らないが型も大きいしこれなら食料になる(*^m^*)
「この前釣ったのは小型でしたが同じ種類でした」と、たやまさん。
「引きましたか?」
「上げたら付いていました!」
この釣りは難しいぞと思うワタシであった(^^;
やはり堤防中程が良いのかと思い移動。
そろそろエサがなくなっている頃と思い竿を上げると…
なんと中型のカニが付いているではないかっ。初ゲッチュ〜(^-^)v
先程のカニと同じであったがハリは足に引っ掛かっていた(^^)
その後、竿先を見ていたら、小さいアタリがあり小型を一匹追釣。
たやまさんも種類の違う小型のイソガニを追釣したところで竿を納める事にした。
記念撮影という事で、たやまさんの大型のカニを借りて写したものが下の写真。
家に帰って調べてみたら、これがあの有名なイシガニだったのだ。
どこにでもいて季節に関係なく獲れるらしい…(^^;
西潟正人さんの「漁師の磯料理」にイシガニがでてくる。
夜、懐中電灯と長い玉網を持って港に行く。
ケーソンの側面にイシガニは付いているので下からすくい獲る。
そのまま茹でてもいいが、焼いたり、蒸すほうがカニの旨みが逃げなくて良い。
圧巻は味噌汁でこの味噌汁を経験すると、他のカニ汁が偽者に思えてくる。
カニ汁の作り方を要約すると
まず甲羅をはずしてミソだけを別に取っておく。
残りを細かくたたいて鍋で煮て十分にダシをとる。
ザルかガーゼでこしたら豆腐とネギを入れ味噌をとく。
別にしていたカニミソを入れ、じっくり暖めたところをいただく…そうですよっ
あとがきに、この西潟さんは地魚料理店「魚屋」を逗子に開いていると書いてあった。
カニ汁というメニューがあれば一度食べに行きたいものですねっ。
食材は地元の真名瀬港より調達していたりして(^^;
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