ジンドウイカ



場所  西伊豆・大瀬崎
日時  2001.2.3(土)  18:30〜23:00
天候  晴天、風がなく暖かい絶好の夜釣り日和
 釣り友の神戸氏とヤリイカ狙いで西伊豆を攻めることにした。
暗くなる前に到着すれば良いという事で昼食後13時半に藤沢を発つ。
早川でエサのサメ肉を買う為立ち寄ろうとしたら渋滞に巻き込まれてしまった。
最近ここは渋滞が多いので要注意だ。

FBC店でサメ肉を買い求め最近の状況を聞いてみた。
「早川は今出てないねえ、昨夜も上がらなかったから」と言われた。
「米神はどうでしょうか?」と聞いたら「あちらの方がいいでしょう」との事。
「その外は何処で釣れますか?」と聞いたら「江ノ浦と真鶴ですね」との事。
「真鶴はどの辺りですか?」と更に詳しく聞く。
「何処でも上がるようだけど水深があって海藻が生えている所がいい」と言う事だった。
「じゃあブダイが釣れている所ですね!」礼を述べ店を後にした。

ターンパイクを通って山越えしたが山肌に雪が残り別世界のようだった。
道路の両側には除雪された雪が高く積まれていた。
その後渋滞はなかったが目的地に到着するまで随分時間がかかってしまった。
木負堤防を素通りして最初の目的地、平沢に車を止める。

ちょうどアオリ狙いの人が堤防に向かう所だったので状況を聞いてみると、
「先週辺りからヤリイカも姿を見せ出した」との事だった。
ここで竿を出しても良いなと思ったがとりあえず本命場所を先に覗いてみる事にした。

江梨の堤防には先着者が5〜6名。
状況を聞くと「先週は2匹上げた人がいたと」いう位で詳細は分らない。
私が話しかけた人も今日が初めてという事だった。
そんな事をしているうちに釣り人がやってきて場所が無くなってしまった。
大チョンボじゃあ(>_<)仕方ないので戻る事にした。

久料堤防は先端以外は浅く遠投が必要なようだった。
足保堤防は大きく駐車場もあるので竿を出したかったが満員だった。
立保も小場所なので満員。結局最初の平沢で竿を出す事になった。

先程会ったアオリ狙いの人がもう帰り仕度をしていたのでその後に入る事にした。
ここで1時間粘ったがアタリなし。
退屈になったので隣の釣り人に状況を聞いてみる事にした。
2人連れのベテランさんであった。
「何時もは江梨で竿を出すが今日は入れなかったのでここに着た」と言っていた。
「昨年は全然ダメだったけどそれに比べると今年は少しマシかな」とも。
もう一人の方が「今は若松崎と江梨の間しか出ていない」と言っていた。
「まだイカはここまでは入ってこないだろう」とも…(・_・?)ハテ

という事で場所替えする事にした。
釣れているであろう江梨へ再度向かう。
途中の若松崎では多くのイカ船が出ていた。
先程話をした今日初めてだと言っていた人に釣果を聞きに行く。
すると「両隣の人が1パイずつ上げただけ」との事。
今日はイカが回っていない!という事が分ったので大瀬崎を見学して帰る事にした。

大瀬崎には3本の堤防があるが全て満員状態だった。
駐車場に一番近い堤防で釣果のを聞いてみたが…
「昨日も今日も連続ボウズだ」という返事が返ってきた(^^;
どうも私は悪い事を聞いてしまったようだ(;^_^A
夜も湾内のアチコチにダイバーが潜っていてとても釣れそうになかった。
ダイバーの照明で海がなかなか綺麗だったけど(^^;

ラストチャンスにかけるべくゴロタ浜に向かう。
沖合い100メートルの所にイカ船が停泊して海面を明るく照らしていた。
ここにも等間隔に釣り人が並んでいるのでビックリ!
ジャマにならない所で竿を出す。時は既に22時頃であった。
すぐ隣の人に釣果を聞いてみるが「ボウズ!」との事。
ああ〜また悪い事を聞いてしまったのカモ(^^;
「隣の人も先程聞いたけどボウズらしいよ」という返事が続けて返ってきた。

釣り始めて10分した頃にウキにアタリがあった気がした。
「アレッ、今のはアタリかな」じっとウキを見ていたが変化がない。
一応アワセてみようと思い竿を立てる。
「おっ乗っているではないか!」生態反応あり!慎重に寄せて抜き上げる。
「小さいイカだ!」ライトを当てて見る。
小さいけど久し振りに見る生きているイカだ(^-^)v
「これがジンドウイカかっ」エギにしっかり掛かっているのでそのまま写真を撮る。
これを見て同行した神戸氏もがぜんやる気が出てきたようだった。

やがて隣の釣り人の超遠投していたウキが完全に沈み込む!
強いヒキをみせて上がってきたのは良型のマイカであった。
マイカってナニ?もしかしてヤリイカのことかな確認すれば良かったのだが
この方のタナであるが竿1本強と言っていた。
私のウキは飛ばないので近場で3ヒロで釣ったが。

あまりにも飛ぶウキなので見せてもらったが売ってないらしい。
羽根付きの棒ウキだが中に15号のオモリが入っていると言っていた。
エギを沈めるためのオモリは3号を付けていたので18号負荷のウキという事になる。
ケミホタルでなく電気ウキの替えトップを付けていた。
良く飛んで感度が良く見やすいウキ!自分で作るしかないのかあ…

ゴロタの釣り方も教えて貰った。
商品名は忘れたがスプレーすると道糸が浮くようになるものがらしい。
道糸が沈んで根掛かりするケースが多いらしいのだ。
ゴロタで釣る時はやはりフロートラインを使うのが良いという事ですね。
またある程度遠投できないと近場は浅く釣りにならないらしい。
まさかここまで来るとは思っていなかったので準備不足でした(^^;

この後はアタリもなく23時に納竿した。
帰りは西伊豆のイカ名所を左手に見ながら沼津に向かった。
海にはずっと電気ウキが並んでいた。
この人達は一体何時になったら帰るのでしょうね(^^;
沼津から高速に乗ったので大瀬崎から藤沢まで2時間余りで着いてしまった。

西伊豆の各堤防でイカを狙っている人の仕掛けであるが過半数がアオリ仕様だった。
活きエサには10cm程のアジを使っていた。
アオリイカがメインでジンドウイカやヤリイカも一緒に釣ってしまうようである。
各堤防の雰囲気であるが場所争いが激しく異常な方もいるようなので注意したい。
もちろん今日のメモにあるように楽しく釣りをされている方が殆どであるが。

さて次回は多分ボウズになると思うが近場のヤリイカを狙ってみようかなっ(^^)




ジンドウイカ




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